動画生成AI「Pika 2.1」公開 キャラ画像などを動画内に合成できる新機能

Mellis社は1月28日(火)に動画生成AIモデル「Pika 2.1」をリリースした。
さらに、2月7日(土)に、キャラクターやオブジェクトなどの画像をあらゆる動画内に合成し、AIで動画生成できる新機能「Pikadditions」を追加した。
Pika 2.1モデルの利用には有料プランが必要だが、Pikadditionsは無料プランのユーザーも利用可能だ。
特筆すべきポイント
特筆すべきは、2月7日に導入された新機能「Pikadditions」である。この機能により、任意の5秒以上の動画内に別の画像からキャラクターやオブジェクトを合成し、シーンを構築することが可能となった。ユーザーは合成先の動画と合成したいモチーフの画像を追加し、テキストプロンプトでシーンの様子を記述するだけで、AIが自動的にリアルな合成を行う。
この「Pikadditions」は、無料のBASICプランでも利用可能であり、より多くのユーザーが手軽に高度な動画編集を体験できる。
実際の活用例
クリエイターの横原大和氏は、iPhoneで撮影した映像にAIを用いてキャラクターを追加するテストを行い、その結果をSNSで公開している。このテストにより、従来の高度なトラッキングや3DCG、コンポジット技術を必要とせず、短時間で高品質な映像を作成できることが示された。
また、Blenderのビューポートをキャプチャした動画に2Dキャラクター画像を合成する試みも行われており、何も作成していないシーンにキャラクターを瞬時に追加できる点が注目されている。
これらの事例は、「Pikadditions」がプロフェッショナルからアマチュアまで幅広いユーザーにとって、革新的なツールであることを示している。
PlusWeb3担当マーケターの所感
今回の発表で無料プランでも「Pikadditions」を利用できる点は、多くのユーザーの関心を引き、サービスの普及に寄与するだろう。今後、SNSやデジタルマーケティングにおいて、これらのツールを活用した新しいコンテンツ制作手法が増加し、より多様な表現が可能になると期待される。
その上で、「Pika 2.1」と「Pikadditions」の登場は、動画制作のハードルを大幅に下げ、クリエイティブ業界に新たな風を吹き込む可能性がある。
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