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AI技術でマネーロンダリング摘発に貢献 GMOあおぞらネット銀行、神奈川県警より感謝状を受領

2025年3月11日、神奈川県警察本部は、オンラインカジノに関連する組織的な犯罪の捜査に協力したとして、GMOあおぞらネット銀行に感謝状を贈呈した。

同銀行は、AI技術を活用した高度なモニタリングシステムを駆使し、マネーロンダリングの摘発に寄与した。

この取り組みは、金融機関と警察の連携が国際的な犯罪防止において重要であることを示している。

目次

AI技術と金融機関の協力がもたらした捜査の進展

オンラインカジノは、その匿名性と巨額の資金移動が可能であることから、マネーロンダリングの温床となることが多い。神奈川県警は、国際的な犯罪組織による資金洗浄を防ぐため、これらの取引に注目していた。

その中で、GMOあおぞらネット銀行は、AIを活用した24時間体制のモニタリングシステムを導入し、疑わしい取引をリアルタイムで検出する能力を備えていた。

同銀行は、複数の口座間で行われる不自然な資金移動を検知し、迅速に神奈川県警へ情報提供を行った。この協力により、捜査は大きく進展し、2025年2月には、賭け金を管理する口座に約42億円を移したとして、会社役員の男ら3人が組織犯罪処罰法違反の疑いで逮捕された。

さらに、約5億円の犯罪収益が剥奪され、犯罪組織の資金源が大幅に削減された。

金融機関と警察の連携が示す今後の展望 

GMOあおぞらネット銀行は、「微力ながら捜査協力できてうれしく思う。常に危機感を持ち対策していく」とコメントしている。

一方、神奈川県警は、「最大限の協力を尽くしていただき、迅速、効率的に捜査を推進できた。心から感謝している」と述べている。

この事件は、金融機関と警察の連携が、国際的なマネーロンダリング対策において効果的であることを示している。

今後、金融機関におけるAI技術の活用はさらに進展し、AML(アンチ・マネー・ローンダリング)対策の高度化が期待される。AIは、取引データのみならず、ソーシャルメディアやダークウェブ上の情報など、多様なデータソースを統合的に分析することで、より精度の高いリスク評価が可能となると考えられる。

また、各国の金融機関や規制当局との連携を強化し、グローバルな視点でのマネーロンダリング対策が推進されるだろう。

ただし、AI技術の過度な依存は新たなリスクを生む可能性があるため、人間の判断とのバランスを保つことが重要である。

さらに、AIのアルゴリズムに対する透明性や公平性の確保も課題となる。

これらの点を踏まえ、金融機関は技術と人間の協働による包括的なAML対策を構築していくことが求められる。

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