高校生がAI技術で挑む「AI甲子園inやまがた」開催

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2025年3月20日、山形市で開催された「AI甲子園inやまがた」では、国内外31校の高校生が人工知能(AI)の成果を競い合った。
台湾からの初参加や地域課題解決の取り組みが注目された。

目次

画像認識から食堂改革まで、高校生が示したAI活用の可能性

「AI甲子園inやまがた」は、山形市の山形商業高校を会場に、オンラインを併用して開かれた高校生のためのAI技術競技イベントである。
主催は、県内外の教育機関や企業で構成される「やまがたAI部運営コンソーシアム」で、開催は今年で5回目となる。
今回は日本国内に加え、台湾から6校が参加し、総勢約100人が技術と探究の成果を発表した。

競技は「競技テーマ部門」と「探究テーマ部門」に分かれて行われた。
競技テーマでは、画像認識AI(※)を用いて将棋の駒を正確に読み取る課題が設定され、アルゴリズムの精度と処理速度を競った。

一方、探究テーマ部門では、身近な社会課題に対してAIを用いた解決策を提案する形式が採用された。
山形商業高校は、校内の食堂の売り上げ向上を目指し、生徒たちが人気食材の傾向をAIに学習させ、新メニュー「ビビンバ丼」を開発。販売当日には100食が即完売し、実証結果としても高く評価された。

このイベントは、単なる競技の場にとどまらず、高校生が実社会に通じる課題と向き合う実践の場としての意義を持つ。

※画像認識AI:カメラなどの視覚情報を処理し、対象物を識別・分類する人工知能技術。医療診断や自動運転にも応用されている。

地域連携と国際交流が広げるAI教育の未来

本大会では、鹿児島情報高校が最優秀賞に輝いた。また、山形県内からは14校が参加し、酒田光陵高校が探究テーマ部門で2位、競技テーマ部門で3位という好成績を残した。
さらに、北村山高校は審査員奨励賞を受賞した。

今年は台湾からの参加が実現し、AI教育を軸とした国際交流の可能性が広がった。
オンライン併用という形式も、多様な地域からの参加を後押しする要因となっている。

このような動きは、単に高校教育の技術的水準を引き上げるだけでなく、将来的な産業人材の育成、さらには地方創生や国際的な協働にもつながると期待されている。

AIという分野は日進月歩であり、その教育には柔軟性と実践性が不可欠である。
高校生たちが、現実の課題を題材にAIを用いて挑戦する姿勢こそ、次世代の社会を形づくる力と言える。

次回の開催については日程こそ未定だが、今後さらに多くの学校・国からの参加が見込まれるだろう。
AI教育を通じた国際的な学びの場として、AI甲子園の役割は今後ますます拡大していく見通しだ。

「やまがたAI部」
公式サイト:https://www.yamagata-ai.org/
Facebook:https://www.facebook.com/yamagata.ai.club/

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