【株式会社Aerial Partners】Web3における会計・税務のインフラを創る沼澤代表へインタビュー!

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Web3時代の会計・税務のインフラを創ることを目指す株式会社Aerial Partners代表の沼澤様にインタビューを行いました。

Web3のサービスが普及するために欠かすことのできない企業や個人が直面する会計・税務の課題を解決するためのソリューション詳細や強み、採用における募集ポジション、今後の展望について伺いました。

目次

Web3における会計・税務のソリューション

ーーまずは貴社の企業概要について教えてください。

沼澤「株式会社Aerial Partnersは「価値革命を実現するインフラを提供する」というビジョンを掲げ、暗号資産を始めとするデジタルアセットの会計・税務をサポートするデータ管理とレポーティングに特化したソリューションを提供しています。

変化の激しい暗号資産・Web3業界において、企業や個人の会計・税務におけるデータ管理や、レポーティングなどの課題を解決することで、業界になくてはならないインフラとなるサービスの提供を目指しています。」

ーー創業の背景について教えてください。

沼澤「2014年頃ビットコインに触れ、ブロックチェーンという技術の可能性に魅了され、ビットコインを始めとした暗号資産を売買したり、勉強会に参加し始めました。そして、ビットコイン価格が急騰する中で、確定申告や法人の会計レポーティングについて考えるようになりました。しかし、当時はルールも未整備であり解決策がない状況でした。そこで、確定申告が必要となる方のためにソリューションを提供しようと考えたのが創業のきっかけです。最初は自分の確定申告のためでしたが、次第に業界全体の課題解決に取り組みたいと思うようになりました。」

ーー事業概要についても教えてください。

沼澤「デジタルアセットのデータ管理とレポーティングのサービスを提供しており、大きく個人と法人向けのソリューションを提供しています。個人向けには、確定申告の際にご利用いただける損益計算サービス「Gtax」や、暗号資産の総合アプリ「コイン相場」などを提供しています。法人向けには、複雑で重要な課題であるデータ管理とレポーティングに対するソリューションを提供しています。暗号資産交換業者などの金融機関に対しては、「ADM(Aerial Data Management)」というデータマネジメントソリューションを提供しています。また、金融機関以外にもデジタルアセットを活用したビジネスを行う上場企業含むWeb3事業者様に対して、デジタルアセットの経理サポートを行う「AWA(Aerial Web3 Accounting)」というサービスを提供しています。」

専門性の高い組織で高品質なプロダクトを生み出す

ーー事業として特にこだわっていることや、注力ポイントについて教えてください。

沼澤「デジタルアセットやブロックチェーンの社会実装を「価値革命」と捉え、その実現に注力しています。新しい技術が社会に浸透するには、制度、技術、体験という3つの側面における課題をクリアする必要があり、私たちは特に制度面、既存の社会システムとの間に生まれる摩擦を解消することに取り組んでいます。具体的には、創業以来デジタルアセットの適正なデータ管理に注力してきました。これは、企業がデジタルアセットを活用する上でも、個人が適正に納税するためにも不可欠な要素です。現状、デジタルアセット領域の税務・会計処理は複雑で、多くの企業や個人が対応に苦しんでいます。この状況が続けば、暗号資産やWeb3業界における健全な発展を阻害しかねません。そこで、デジタルアセットのデータ管理とレポーティングを「当たり前」にできるインフラを構築することで、デジタルアセット活用の社会実装を推進していきたいと考えています。」

ーー競合もいるかと思いますが、貴社の強みは何でしょうか。

沼澤「デジタルアセットのデータ管理・レポーティングは、ニッチな分野に見えるかもしれませんが、世界的に見ると既に複数のユニコーン企業が誕生している成長市場です。多くの暗号資産・Web3企業は、技術や利用可能性などの課題解決に日々奮闘しています。私たちは、そうした企業の抱える課題を解決することに強みを持つと同時に、特に金融機関や上場企業などの高度な品質管理が求められる顧客への対応を得意としています。また、競合という点では個人向けサービスの領域ではいくつか存在するものの、法人向けとしては参入障壁も高く、形のあるプロダクトを提供している企業という括りでは現状把握している限り他社の参入もありません。テクノロジー、会計税務、そして監査や内部統制といった専門性を組み合わせることで、他社にはない質の高いソリューションを提供できていると自負しています。」

ーー貴社の目指す未来像についてもお聞かせください。

沼澤「私たちは、業界になくてはならないインフラとなることを目標としています。例えば、現在提供している「実現損益チェッカー」は、複雑な損益計算を自動化し、確定申告に必要な情報を提供することで、個人投資家の負担を軽減しています。これは、コインチェック株式会社との協業により実現したサービスですが、将来的にはこの仕組みをさらに進化させ複数の取引所における取引を一元管理し、確定申告まで自動で完結できるような、より利便性の高いインフラを構築していきたいと考えています。私たちは、企業が安心してデジタルアセットを活用できる環境を整備し、業界の健全な発展に貢献していきます。」

ーー貴社のカルチャーや大切にしていることを教えてください。

沼澤「暗号資産・Web3業界は、まだ誰も正解を知らない未開拓な領域です。だからこそ、すべてのメンバーが「事業開発の視点」を持つことが重要だと考えています。部署や立場に関わらず、顧客の課題を常に意識し、仮説検証を繰り返しながら、業界のスタンダードとなるようなプラクティスを、自分たちの手で創り上げていく。すべてのメンバーが事業開発に携わっているという意識を持ってほしいからです。正解のない問いに挑戦し続け、業界の未来を創造していく。そんな気概を持ったチームを目指しています。」

未経験歓迎!成長意欲を持つ人材を募集中

ーー貴社で働くメンバーについて、職種やチーム構成などを教えてください。

沼澤「大きく「ビジネスチーム」と「プロダクト開発チーム」に分かれており、その割合は半々程度です。サービスは個人向けと法人向けがあり、プロダクト開発チームもサービスラインごとに分かれています。各チームに本来はプロダクトマネージャー(PdM)を置くべきですが、現在はまだ体制が整っておらず、私を含めた役員が各サービスラインのプロダクトを統括しています。現在はおよそ30名のメンバーで事業を展開しています。」

ーーやはり専門性の高いメンバーが集まっているのでしょうか。

沼澤「はい。プロダクト開発では、マーケットやユーザーのニーズを捉え、プロダクトに落とし込むプロダクトオーナー、それを形にするエンジニアやデザイナーが中心となって動いています。私たちのサービスは会計や税務といった専門知識がベースとなっているため、開発チームには必ず会計士や税理士などの専門家、または金融業界出身のコンサルタントが参加しています。彼らはプロダクト開発の初期段階から参画し、要件定義などにも深く関わっています。」

ーー出身企業や業界などは、何か特徴はありますか。

沼澤「会計ファーム、メガベンチャー、SIer、Web3企業など、本当に様々です。業界の経験者もいれば、全くの未経験者もいます。Web3の知識や経験を吸収しながら活躍しているメンバーも多いですね。Web3業界自体の歴史がまだ浅いこともあり、暗号資産に関するドメイン知識がないメンバーもそれぞれの専門性を活かし、日々の業務を通じてプロフェッショナル人材になっていただくことができると考えています。」

ーー現在募集されているポジションについても教えて下さい。

沼澤「全職種で募集をしていますが、特にプロダクトマネージャー(PdM)は積極的に採用を行っています。これまでは、私たち経営陣が業界の課題感やニーズを理解し、プロダクトの方向性を決めてきました。しかし、デジタルアセットのユースケースは日々複雑化しており、よりユーザーニーズに即したプロダクト開発を進めるためには、PdMの力が必要不可欠です。今後は、各プロダクトユニットにPdMを配置し、それぞれのサービスの成長を牽引していきたいと考えています。また、エンジニアの採用にも力を入れています。技術力に加え私たちが求めているのは、自ら課題を発見し、解決策を生み出せる「事業開発視点」を持ったエンジニアです。暗号資産・Web3業界は、変化が激しく、正解がまだないため、自ら考え行動できるエンジニアが、未来の業界を創造していくと考えています。」

Web3のインフラの新たなスタンダードへ

ーー貴社で働く上で、メンバーの皆さんの入社のきっかけや、会社のどんなところに魅力を感じているか教えてください。

沼澤「もちろん暗号資産やWeb3という領域自体への興味や期待を持つメンバーも多いですが、当社の場合、縁の下の力持ちとして、顧客の課題解決を支援することに魅力を感じて入社するメンバーが多いですね。創業当初から「社会課題ファースト」という言葉を社内でよく使っていました。未来を見据えることも大切ですが、まずは目の前の顧客が抱えている課題にフォーカスしてきました。業界の課題解決など、私たちの事業への共感が強く、共に解決したいという想いを持って入社を決めた方が多いです。」

ーーWeb3業界未経験者でも活躍できるのでしょうか。

沼澤「もちろん活躍できます。むしろ、ポテンシャルを重視しています。Web3業界はまだ歴史が浅いため、これまでの経験にとらわれず、新しい知識や技術を貪欲に吸収し、成長していける人材が求められています。変化を恐れず、自ら成長を追求できる方であれば、Web3業界未経験でも大歓迎です。」

ーー最後に読者へのメッセージをお願いします。

沼澤「変化の激しい業界において現物のETFが運用開始されたりと、今後デジタルアセットの社会実装が進んでいく中で、この業界で働くのは非常に面白いタイミングだと考えています。また、業界のスタンダードがまだ確立されていないため、自分たちがその価値革命の最前線でこの業界の未来を創っていけるのは非常に面白い体験だと思います。もし、この仕事に興味のある方や業界に漠然とした興味のある方がいれば、ぜひカジュアルにお話をさせていただきたいので、お気軽にご連絡ください。よろしくお願いします。」

関連リンク

▼株式会社Aerial Partners HP
https://www.aerial-p.com/

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https://x.com/AerialPartners

▼株式会社Aerial Partners Facebook
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