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    ステーブルコイン「USDe」開発企業エセナ、1億ドルを調達

    2025年2月24日の報道によると、合成ステーブルコインUSDeの開発企業である米国のエセナ(Ethena)は、フランクリン・テンプルトンやフィデリティ・インベストメンツ傘下のFプライム・キャピタルなどから1億ドル(約149億円)を調達した。

    この調達により、エセナは今後の事業拡大と新たなトークン「iUSDe」の開発を進める方針だ。

    目次

    USDeの特徴と市場における位置付け

    エセナが開発するUSDeは、従来のステーブルコインとは異なり、法定通貨による1対1の裏付けを持たない合成ステーブルコイン(※1)である。その価値は、ステーブルコインを担保とし、大規模な未決済建玉を持つ先物ポジションを活用することで維持される。これにより、市場の流動性を高めつつ、従来のステーブルコインと異なるリスクプロファイルを持つことになる。

    現在、USDeの時価総額は約60億ドルに達しており、テザー(USDT)、サークル(USDC)に次ぐ第3位のステーブルコインとして位置付けられている。
    市場では、USDeのユニークな仕組みがボラティリティの高い暗号資産市場における安定資産の選択肢となる可能性がある。
    特にDeFi(分散型金融)市場では、新たな資金運用手段としての活用が進んでおり、今後の成長が期待されるのではないかと考えられる。

    ※1 合成ステーブルコイン:法定通貨を直接裏付けとせず、金融デリバティブなどの仕組みを活用して価格の安定を図るステーブルコインの一種。

    エセナの今後の展望と投資家の狙い

    エセナは、今後「iUSDe」という新たなトークンの開発を進める計画を発表している。iUSDeは、伝統的な金融機関向けに設計される予定であり、機関投資家が利用しやすい形で暗号資産市場と接続することを目指している。
    この取り組みにより、エセナは暗号資産と伝統金融の架け橋となる戦略の推進を目標としている。

    今回の資金調達を主導したフランクリン・テンプルトンとFプライム・キャピタルは、金融業界で確固たる地位を持つ企業である。
    フランクリン・テンプルトンは、伝統的な資産運用に強みを持ちつつ、暗号資産分野への投資を強化している。
    一方、Fプライム・キャピタルは、フィデリティ・インベストメンツ傘下の投資会社として、フィンテック分野への積極的な投資を行っている。
    これらの投資家の参入により、USDeおよびiUSDeが今後の暗号資産市場において重要な役割を果たす可能性がある。

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