MENU
採用担当の方はこちら
業務委託案件をお探しの方はこちら
メルマガ/AI・Web3 Insight



    湯沢GXデータセンター、国内初液冷システム搭載コンテナー型データセンター始動

    2025年2月21日、国内初となる液冷システムを搭載したコンテナ型データセンター「湯沢GXデータセンター」が公開された。
    菱洋エレクトロとゲットワークスが共同で手掛けたこのプロジェクトは、最新の液冷技術を活用したGPUサーバーを導入し、AIやHPC需要に応えるとともに、環境負荷低減にも貢献する。

    目次

    液冷システム導入の背景と技術的詳細

    近年、AIやHPC(※)の需要が急増し、データセンターの電力消費も増大している。
    従来の空冷方式では、発熱量の大きいGPUサーバーの冷却が困難になってきており、液冷方式の導入が求められている。
    そのため、液冷技術は、電力消費を抑えつつ高い冷却性能を提供するため、特にAIインフラの構築において重要な役割を果たす。

    湯沢GXデータセンターに導入された液冷システムは、NVIDIAの最新GPU(※)「NVIDIA H100」を8台搭載したSupermicro製の液冷対応GPUサーバーを中心に構成されている。このサーバーは、冷却水循環装置(CDU)や液冷クーリングタワー(LCS-SCLT-010C1001)といった専用設備を備えており、効率的な冷却を実現している。

    環境への配慮と今後の展望

    湯沢GXデータセンターは、再生可能エネルギーの活用を重視しており、バイオマス発電や外気冷却を利用することで、エネルギー消費を抑えることが可能だ。また、豊富な水資源を活用した液冷システム(※)は、環境に優しいデータセンターの運営を実現している。

    ゲットワークスは、今後も液冷技術を活用したコンテナ型データセンターの需要が高まると予測しており、特に中小企業やベンチャー企業向けに、迅速かつ効率的なAIインフラの提供を目指している。これにより、企業は高性能な計算資源を短期間で確保できるようになる。

    今回の液冷システムの導入は、企業が高性能な計算資源を迅速に確保できることを意味する。特に、AIインフラの構築においては、液冷技術が不可欠であり、データセンター業界全体に新たなスタンダードをもたらす可能性がある。

    ※HPC(High Performance Computing): 高性能な計算処理を行うこと。スーパーコンピューターなどが代表的。

    ※GPU(Graphics Processing Unit): 画像処理に特化したプロセッサー。近年では、AIやHPCの分野でも利用される。

    ※液冷システム: 液体を冷却媒体として利用する冷却システム。従来の空冷方式に比べて高い冷却効率を持つ。

    🚀 AI・Web3業界への転職を考えているあなたへ

    「最先端技術に関わる仕事がしたい」「成長市場でキャリアを築きたい」そんな想いを抱いていませんか?

    Plus Web3は、AI・Web3領域などテクノロジーに投資する企業の採用に特化したキャリア支援サービスです。

    運営する株式会社プロタゴニストは、上場企業グループの安定した経営基盤のもと
    10年以上のコンサルタント歴を持つ転職エージェントが
    急成長する先端技術分野への転職を専門的にサポートしています。

    こんな方におすすめです

    ▼成長産業であるAI・Web3業界で新しいキャリアを始めたい
    ▼「未経験だけど挑戦してみたい」という熱意がある
    ▼今のスキルを最先端技術分野でどう活かせるか相談したい
    ▼表に出ない優良企業の情報を知りたい

    業界に精通したキャリアアドバイザーが、
    あなたの経験・スキル・志向性を丁寧にヒアリングし、
    最適な企業とポジションをマッチングします。

    Web3企業

    AI企業

    この記事が気に入ったら
    フォローしてね!

    • URLをコピーしました!
    目次