「スペースポート高知」が高知県に設立 2029年ロケット打ち上げを目指す

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2025年2月3日、高知県高知市に一般社団法人スペースポート高知が設立された。このプロジェクトは、2029年にロケット打ち上げを目指し、宇宙産業の発展と地域経済の活性化を図るものである。設立記念イベントは2025年2月26日に開催予定だ。

目次

プロジェクトの背景と目的

宇宙産業は近年、急速な成長を遂げており、2022年時点でその市場規模は約55兆円と推定されている。さらに、2040年には約150兆円に達すると予測されている。民間企業の参入も増え、宇宙輸送や衛星ビジネスの分野で技術革新が進行中だ。

しかし、日本の宇宙産業はロケット打ち上げ施設の不足や、開発コストの高さという課題を抱えている。加えて、打ち上げ成功率や運用技術の向上も求められている。

一方、高知県は少子高齢化や人口減少、経済の低迷といった深刻な問題に直面しており、2050年には人口が江戸時代末期の水準まで減少する見通しである。特に若年層の県外流出が顕著であり、地元に雇用を生み出す新たな産業の創出が急務とされている。

このような状況下で、宇宙産業と高知県の地域活性化を結びつける取り組みとして、スペースポート高知の設立が計画された。高知県は太平洋に面した地理的特性を持ち、宇宙港の設置に最適なロケーションとされている。

気象条件も比較的安定しており、打ち上げ頻度を増やす可能性が期待されている。このプロジェクトは、日本の宇宙輸送能力の向上と高知県の新たな産業創出を目指し、国内外の宇宙開発関連企業や研究機関との連携強化を視野に入れている。

主要メンバーと今後の展望

スペースポート高知は、2025年3月から会員を募り、本格的な活動を開始する予定である。具体的には、宇宙ビジネスやロケット、スペースポートに関する知見を持つ講師を招き、定期的に勉強会を開催し、高知県におけるスペースポートの可能性を多角的に検討していく。

また、2025年度中には高知県庁へ政策提言を行い、プロジェクトの推進に向けた連携を図る計画だ。

主要メンバーには、代表理事である古谷文平氏と発起人の小松聖児氏が名を連ねている。
古谷氏は東京大学公共政策大学院を卒業後、豊田通商株式会社で10年間アフリカビジネスに従事し、2019年に高知県へUターンして家業のホテル経営に携わってきた。小松氏は米国ユタ大学で物理学学士号を取得し、大阪大学大学院で修士号を取得。その後、三菱電機やispace、海外の宇宙企業で宇宙機通信システムの設計開発に従事し、これまでに25機を超える宇宙機の開発に携わってきた。

設立記念イベントは2025年2月26日に高知市内のコワーキングスペースで開催され、プロジェクトの詳細が発表される予定だ。

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