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    生成AI搭載ロボ「ugoPro」、秋葉原新施設で接客業務に本格投入 RAG技術で応答精度を強化

    2025年4月7日、東京・JR秋葉原駅構内にオープンした新商業施設「エキュート秋葉原」にて、生成AIを活用したロボット「ugoPro」が接客要員として導入された。
    RAG(Retrieval-Augmented Generation)技術の活用により、顧客への回答精度が大幅に向上している。

    目次

    「ugoPro」の機能と次世代型サービスの可能性

    「ugoPro」には、カメラや各種センサーが搭載されており、来訪者の動きや質問に対してリアルタイムで反応できるよう設計されている。特に注目すべきは、生成AIと連携したRAG技術の導入だ。

    RAGは、事前に学習したデータだけでなく、外部情報ソースから関連情報を検索し、生成AIに組み込む構造を持つ。従来のAIチャットボットに比べて遥かに精度の高い回答を提供できるのが大きな特徴と言える。

    これにより、施設の利用方法や店舗情報、最寄りの出口案内といった質問に対し、検索に基づいたリアルタイムな回答を提供できる。案内業務の効率化だけでなく、来訪者の満足度向上にもつながるとされる。

    なお、同施設では4月2日より、施設内をバーチャルで体験できるWebサイト「Parallel ecute -Akihabara-」も公開している。ここでは、施設案内や店舗情報の閲覧に加えて、AIコンシェルジュである「エキュートのリス」が買い物のサポートを行う。

    AI接客の導入がもたらす可能性と今後の展望

    エキュート秋葉原の取り組みは、テクノロジーを活用した次世代型商業施設のあり方を示す先進事例として、今後さらに注目を集めそうだ。
    「ugoPro」導入は今後、都心部を中心にこうしたロボットが駅や空港、商業施設などで相次いで導入される可能性が高い。特に多言語対応やリアルタイムの案内が求められる場所では、RAG搭載ロボットが人的対応の一部を置き換えていくだろう。

    省人化による労働力補完効果も見逃せない。
    ロボットによる常時稼働型のサービス提供は、人手に頼らない安定稼働を可能にするため、スタッフはより高付加価値な業務へとシフトできるようになり、接客業における人材不足を解消すると同時に、労働環境の改善につながる可能性がある。

    技術の進化によって対話品質も大きく向上していく見通しだ。
    たとえば、音声感情分析やジェスチャー認識のような補完技術と連携すれば、ユーザーの感情や意図をより深く汲み取れるようになり、「人間らしさ」を持った対応が実現に近づく。接客業務にとどまらず、医療・教育・観光といった他分野での応用も期待できるだろう。

    接客という分野にもたらす価値は、AIによって再定義されつつある。単なるコスト削減ではなく、サービスの質と体験価値を向上させるツールとして、AIの役割は今後ますます重要性を増すだろう。

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