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    ネットアップが2025年のIT市場を予測 「AIの現実化」と「セキュリティの義務化」が焦点

    2025年4月3日、データインフラを提供するネットアップ合同会社が、日本国内向けに2025年のIT市場トレンド予測を発表した。
    AI市場の現実的な成熟とセキュリティ対策の義務化が主要なテーマとして浮上しており、国内IT市場は前年比8%成長の見通しとされている。

    目次

    AIへの期待は現実路線へ、セキュリティは“選択”から“責務”へ

    ネットアップが発表した2025年のIT市場予測では、AI市場の成熟とセキュリティ対策の義務化が象徴的な変化として提示されている。
    AI技術は依然としてIT業界の中心に位置するが、その中身は期待を込めた想像から、現実的な成果へと移行しつつある。
    とりわけ、若年層が主導するAI開発の進展は目覚ましい。

    しかし、AIサービスの維持には相当数のチップが必要であり、インフラ運用コストの増大が企業に冷静な視点を促しつつある。
    これにより、企業は長期的に持続可能なAI活用のロードマップを再構築し始めているという。

    一方、セキュリティの概念も大きな変化を遂げている。
    サイバー攻撃の巧妙化に伴い、企業がセキュリティ対策を行うことは必須となった。
    事業継続性の観点からも、迅速な侵入検知、被害の限定、証拠保全といった「サイバーレジリエンス」が不可欠な要件となっている。
    企業活動におけるセキュリティは、任意の投資対象ではなく、法的・倫理的な義務と捉えられるフェーズへと突入したのである。

    また、これらの変化を支える背景として、国内IT市場が前年比8%の成長を見込まれていることも見逃せない。
    DXやデータ活用への投資、マイグレーション(※1)の需要継続が、この成長を牽引する原動力となっている。

    ※1マイグレーション:
    既存のシステムやデータを新しい環境へ移行すること。ITインフラ刷新の一環として行われる。

    次なる競争軸は「効率と持続可能性」

    2025年のITトレンドにおいて重要なのが、「効率化」と「持続可能性」のキーワードだ。
    人材不足が慢性化する中、ノーコードやローコードといった開発手法が企業の標準技術として浸透しつつある。
    従来のマンパワー依存から脱却し、スピードと柔軟性を両立する動きが、今後の開発体制に大きな影響を与えるとみられる。

    加えて、これまで限定的だったデータ活用が、業種や職種を問わず容易になることで、情報の民主化と新たなサービス開発の源泉となる可能性がある。

    クラウド分野においては、モダナイゼーション(※2)の必要性が再認識されている。
    クラウドへの意向は、漫然と行うだけではなく、コストやパフォーマンスの最適化に向けたAIOps(AIによる運用自動化)やFinOps(財務視点でのクラウド管理)が求められている。
    今後は、クラウド投資の基準そのものが見直されるだろう。

    さらに、環境問題に対する対応も喫緊の課題となっている。
    IT部門も脱炭素化の責任を担う存在として、再生可能エネルギーの活用や排出量の可視化が進められる見通しだ。
    「効率性」と「持続可能性」、この二軸の最適バランスが、2025年の競争力の源泉となりそうだ。

    ※2モダナイゼーション:
    既存のシステムを最新のアーキテクチャや技術に刷新し、機能や運用性を向上させる取り組みのこと。

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