AI企業Infinite Reality、ナップスターを400億円で買収 ARやAIを活用したメタバース音楽プラットフォームへ転換

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2025年3月25日、AI関連事業を手がけるInfinite Realityが、音楽ストリーミングサービス「ナップスター」を約2億700万ドル(約400億円)で買収する最終合意を発表した。
ナップスターはかつてP2P音楽共有サービスとして注目を集めたが、その後ストリーミング事業へと転換。Infinite Realityはこの買収を通じて、ナップスターをメタバース領域へ進化させる計画を持つ。

目次

ナップスター買収の背景とInfinite Realityの戦略

ナップスターは1999年に誕生し、P2Pファイル共有の先駆けとして音楽業界に大きな影響を与えた。無料で音楽ファイルを共有できるサービスとして急成長したが、著作権問題が大きな壁となり、2001年に一度閉鎖。その後、複数の企業による買収を経て、合法的な音楽ストリーミングサービスへと形を変えた。

一方、買収を発表したInfinite Realityは、拡張現実(AR)や人工知能(AI)を活用したメタバース(※)関連事業を展開する企業だ。
ナップスターの買収を機に、音楽業界のデジタル変革を加速させる狙いがある。
具体的には、アーティストとファンが仮想空間で交流できる新たなプラットフォームを構築し、仮想ライブやデジタルコンテンツ販売を可能にする計画が進められている。

Infinite RealityのCEOであるジョン・アクント氏は、「ナップスターを買収することで、アーティスト、ファン、そして音楽業界全体にとってより明るい未来への道を切り開く」とコメント。
従来のストリーミング配信だけでなく、メタバース内でのインタラクティブな音楽体験の実現を視野に入れている。

※メタバース:仮想空間上でユーザーがアバターを通じて活動できるデジタル環境。エンタメ、ビジネス、教育など幅広い分野で活用が進む。

今後の展望

今回の買収は、単なるストリーミングプラットフォームのリニューアルではなく、「音楽×AI×メタバース」という新領域への本格参入を意味していると言える。

特にAIの導入によって、アーティストとファンの関係性がより個別最適化され、双方向的な体験が可能になる点は大きなメリットだ。
たとえば、AIがユーザーの嗜好を学習し、好みに応じた仮想ライブの演出やアーティストとの交流機会を設計できれば、従来のストリーミングサービスとは異なる没入型の音楽体験が実現するだろう。

音楽とAIやメタバース領域がどのように共存し、産業構造を変革していくのか、今後の動向に注目が集まる。

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