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    ゲームストップ、ビットコインを財務資産に採用 新たな戦略が市場に波紋

    2025年3月25日、米国のゲーム小売大手ゲームストップ(GameStop)が、財務準備資産としてビットコイン(BTC)を追加すると発表した。取締役会による全会一致の決定であり、企業として暗号資産への正式な投資を開始する方針が明らかとなった。株価は発表直後に急騰しており、暗号資産の企業活用に新たな動きが広がりを見せている。

    目次

    ビットコイン採用は市場変化への適応 ゲームストップの戦略転換

    ゲームストップはかつて「ミーム株」として投資家の注目を集めたことで知られる。
    しかしビデオゲーム市場の構造が大きく変化する中、同社は収益モデルや財務基盤の再構築を迫られてきた。
    そうした背景の中で発表された今回のビットコイン採用は、従来の小売業という枠組みを超えた大胆な財務戦略といえる。

    これにより、ゲームストップは現金の一部をビットコインなどの暗号資産に振り分けることが可能となった。現時点で具体的な購入額の上限は定められていないが、投資方針の更新により、一定の柔軟性を持って暗号資産を扱う余地が生まれている。

    この方針の背後には、現CEOのライアン・コーエン氏の存在がある。かねてより同氏はビットコインへの関心を示しており、実際にゲームストップが保有する現金資産は2024年2月時点で47億ドルに達している。
    これにより今後の資金運用の一環としてビットコインへの資金投入が本格化する可能性が高いとみられる。

    暗号資産への期待と警戒 市場の反応と今後の展望

    発表後の株式市場ではゲームストップの株価が時間外取引で約6.3%上昇するなど、短期的な好反応が見られた。
    企業がビットコインを正式な財務資産として認めたことで、バランスシート上での暗号資産の正当性が一段と高まったとの見方が広がっている。

    しかしながら、この新戦略には慎重な視点も必要だ。
    ビットコイン市場は高いボラティリティ(価格変動性)を持ち、短期間で価値が大きく変動するリスクがある。
    加えて、流動性の制限や取引所における管理体制の不備といった問題も根強い。
    ゲームストップ自身もこうしたリスクを十分に認識しており、戦略の遂行には段階的な検討が不可欠であると述べている。

    今後同社がどの程度の規模でビットコインに資金を振り向けるかは明らかになっていないものの、今回の動きが他企業に与える影響も無視できない。
    企業の財務部門が暗号資産を選択肢として検討する事例は増えており、ゲームストップの決定はその象徴的な一歩といえる。

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