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    ナスダック、2026年後半に24時間取引を導入へ

    ナスダックは、2026年後半より平日24時間取引を開始する計画を発表した。
    これは、暗号資産市場の24時間取引に慣れた投資家の需要に応えるものであり、米国株式市場の国際的な競争力を高める狙いがある。 ​

    目次

    ナスダックとNYSE、24時間取引導入の背景と狙い

    近年、暗号資産市場の拡大により、投資家は24時間365日の取引環境に慣れつつある。
    この流れを受け、ナスダックとニューヨーク証券取引所(NYSE)は、株式市場でも24時間取引を導入する動きを見せている。
    ナスダックのタル・コーエン社長は、2026年後半からの24時間取引開始を目指していると述べており、現在、規制当局との協議を進めている段階である。

    一方、NYSEは昨年10月に平日22時間取引の計画を発表し、証券取引委員会(SEC)(※)から第1段階の承認を得ている。これらの動きは、世界的な米国株需要の拡大に対応し、投資家が自身の活動時間に合わせて取引を行える環境を整備することを目的としている。​

    ※証券取引委員会(SEC):​米国の連邦政府機関で、証券取引の監督や規制を行う。投資家保護と公正な市場の維持を目的とする。​

    24時間取引導入によるメリットと課題

    24時間取引の導入により、投資家は特定の時間帯に縛られることなく、柔軟に取引を行うことが可能となる。国際的な市場においても柔軟に対応できるようになり、取引量の増加や市場の流動性向上が期待される。
    特に、暗号資産市場に慣れた投資家にとっては、24時間体制での取引が当たり前となっているため、株式市場でも同様の環境が整うことは、投資家の利便性を大いに向上させるだろう。

    一方で、24時間取引の導入にはリスクも伴う。
    ナスダックのコーエン社長は、取引時間の延長によるリスクとして、ボラティリティ(※)の上昇や決済コストの増加を指摘している。

    また、夜間取引の増加は流動性の低下を招く可能性がある。市場参加者が少ない時間帯では、取引が成立しにくくなり、結果として価格の不安定さが増すことも考えられる。
    さらに、24時間取引の実現には、取引システムの安定性確保や規制当局との連携など、技術的・運用的な課題も存在する。

    市場参加者はこれらの課題に対する対応策を検討する必要がある。

    今後、ナスダックは規制当局との協議を進め、技術的な課題を克服する必要があるだろう。
    取引システムの安定性を確保し、投資家が安心して取引できる環境を整えることが求められる。
    投資家の信頼を得ることができれば、24時間取引は成功を収める可能性が高いだろう。

    ナスダックの24時間取引導入は、投資家の利便性向上と市場の発展を目指す重要なステップである。今後の進展に注目が集まるだろう。

    ※ボラティリティ:​金融市場における価格変動の度合いを示す指標。値が大きいほど価格の変動が激しいことを意味する。​

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