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    ブラックストーン、AIの成長を見据えデータセンターなどへの巨額投資を実施へ

    米国の大手オルタナティブ資産運用会社であるブラックストーンは、人工知能(AI)の成長を見据え、データセンターへの投資を強化する意向を示している。同社のスティーブ・シュワルツマンCEOは、AIがもたらす新たなビジネスチャンスを捉えるため、AI関連の投資を拡大する考えを明らかにした。

    目次

    ブラックストーンのAI関連投資戦略と主要な買収案件

    ブラックストーンは、AI分野への積極的な投資戦略を展開している。同社は2015年からAI関連のビジネスチャンスを確実に捉えるための体制構築に取り組んでおり、オックスフォード大学やMITへの寄付を通じてAI研究を支援してきた。

    さらに、社内には50人以上のデータサイエンティストから成るチームを設置し、AI技術の開発を推進している。これに加え、AIを活用した投資分析の高度化にも取り組んでおり、リスク管理や市場予測の精度向上を目指している。

    同社のAI関連投資の一環として、データセンターへの大規模な買収を実施している。

    2021年には、米国のデータセンター運営会社QTSリアルティ・トラストを約100億ドルで買収した。この取引は、当時のデータセンター業界で最大規模のものであり、ブラックストーンの長期的なコミットメントを示す事例となった。

    さらに、2024年9月には、オーストラリアのデータセンター運営会社エアトランクを約240億オーストラリア・ドル(約2兆2000億円)で買収する契約を発表した。

    これは、ブラックストーンにとってアジア太平洋地域で最大の投資となり、同地域におけるデータセンター事業の拡大を図るものである。

    また、欧州や北米の主要都市圏においても、新たなデータセンター開発プロジェクトへの参画を模索しており、さらなる事業拡大の可能性を示唆している。

    ブラックストーンの資産管理状況と今後の展望

    現在、ブラックストーンは約1兆1000億ドルの資産を管理しており、その投資戦略は多岐にわたる。同社は、AIの成長に伴い、データセンターやテクノロジー分野への投資を強化している。

    シュワルツマンCEOは、AIがもたらす新たなビジネスチャンスを捉えるため、関連投資を拡大する意向を示している。加えて、AIの活用により、既存の不動産・ヘルスケア・金融サービスなどのポートフォリオを最適化し、収益性の向上を図る考えも明らかにしている。

    また、ブラックストーンは英国北東部におけるAIデータセンターの建設にも約133億ドルを投資する計画を発表しており、同地域の経済発展にも寄与する見込みである。

    これらの投資活動により、ブラックストーンはAI市場での存在感をさらに高め、今後の成長が期待される。

    さらに、同社の専門家は、AIを活用した新たなビジネスモデルの創出や、新興技術への積極的な出資を視野に入れていると述べており、今後の戦略展開が注目される。

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