顧客やファンと長期的に繋がることができる、NFTを活用したクラウドファンディングプラットフォームBloomPad

Web3領域に特化した無料キャリア相談

Web3で働きたい人材と優良企業をマッチングする求人サービスを行っています!
お気軽に「無料キャリア相談」をご利用ください!

冬の時代だからこそ、NFTを活用して本質的な価値を見出し日本から新たなエンタメを創出することを目標に新たなクラウドファンディングのプラットフォームが発表されました。

これまでのNFTの課題及びクラウドファンディングの課題の双方を解決するもので、今後も注目されていくと思いますので考察します。

目次

BloomPadとは

公式HPより

BloomPadは、クラウドファンディングプロジェクトの実施者が支援者に提供するリターンをNFT化することで、「顧客やファンと長期的な繋がりを構築できる」クラウドファンディングプラットフォームです。

商品の優先購入権や割引券、宿泊権、ライブの参加権など、あらゆる権利をNFT化してリターンとすることにより、例えば下記のようなことが実現できます。

  • 顧客/ファンが権利を活用することで、継続的な関係を構築することができる
  • 権利がNFT化されているため、顧客/ファンは第三者に簡単に自身が保有する権利を譲渡や貸与ができる
  • 付与される権利の人気が高まるに連れて、NFT自体の資産価値も向上し、顧客/ファンのインセンティブに繋がる

リターンをNFT化することで支援者に対して中長期的に価値を提供できるようになり、クラウドファンディング実施後も継続的に顧客/ファンと関係性を深めることができます

BloomPadが生まれた背景

公式プレスリリースより

既存のNFTプロジェクトの多くは、実現したい未来を提示し共感を集め、市場から資金と応援者を集めながらプロジェクトを推進しています。

しかし、既存のNFT市場において、ユーティリティが不明確であることに主に起因して、NFTの資産性が担保されにくいという課題があります。

そこで、ユーティリティが明確なNFTの取り扱いをメインとしたプラットフォームを構築することで、NFTによるクラウドファンディングを民主化し、NFT市場の課題を解決しつつ、顧客/ファンと共に日本から世界に羽ばたく新たなコンテンツ創出を加速させるために、BloomPadが生まれました。

Bloompadの特徴

公式プレスリリースより

クラウドファンディングプラットフォームであるBloomPadの特徴を下記します。

特徴1:特典付きNFTを簡単に発行し、顧客/ファンと長期的な関係構築を実現

BloomPadでは、特典内容を設計するだけで簡単にNFTを発行し、顧客/ファンに届けることができます。

NFT自体の資産価値も向上させながら、顧客やファンとの継続的な関係構築が可能です。

特徴2:NFT保有者に特典を提供する機能が充実

顧客/ファンとの長期的な関係を構築するために、NFT保有者に様々な特徴があります。

  • NFT保有者へのメール送付機能

メールの送付直前に、NFTを保有しているかを自動でチェックし、NFT保有者だけにメールを送付できます。優先予約の案内や、特別なイベントへの招待、プロジェクトの進捗の報告等に活用できます。

  • NFT保有者限定のサイト構築機能

BloomPadの機能を使うことにより、既存のECや予約サイトと簡単に連携し、NFT保有者限定のサイト構築や割引等の提供が可能です。NFT保有者に対して、特別な購買体験や予約体験を提供する際に活用できます。

  • オフラインでのNFT保有確認機能

BloomPadから発行されたQRコードを設置することで、NFTを持っているかどうかを簡単にチェックすることができます。旅館やホテル、飲食店、イベント等の受付など、NFT保有者限定のオフラインコンテンツを提供していく際に活用できます。

特徴3:ウォレットや暗号資産不要で、顧客/ファンにNFTを届けられる

BloomPadでは、メールアドレスとパスワードでログインするだけで、自動的にウォレットを作成することができます

メタマスク等の別アプリは一切不要なため、顧客やファンに簡単にNFTを届けることができます。また、BloomPadのウォレットは、外部のサービスにも接続が可能で、NFTならではのプラットフォームを跨いだ体験提供も可能です。さらに決済についても、暗号資産決済はもちろん、クレジットカード等の法定通貨決済にも対応しています。

BloomPadの仕組み

公式HPより

プロジェクト実施者がBloomPadへプロジェクトを掲載し、BloomPad上でファンが応援購入し、その後、NFTを保有しているファンがNFTを売りに出すことで他のファンが二次流通マーケットで購入することができます。

プロジェクト実施者ははじめにNFTを購入されたときには販売益が、NFTの二次流通時にも二次流通手数料を得ることができる仕組みとなっています。

プロジェクト開始までの流れ

公式プレスリリースより

下記の3ステップでプロジェクトを開始でき、経験豊富な専任サポートメンバーが伴走するので、安心してプロジェクトを始めることができるとのことです。

1.プロジェクト開始の申し込み

下記のフォームより必要事項を記載の上、お申し込みできます。2営業日以内に担当からご返信がさせていただくとのことです。

Google Docs
BloomPad スタッフ相談フォーム BloomPad上でプロジェクト実施を検討中のお客様へ こちらは、BloomPad上でのプロジェクト実施のために気軽にスタッフに相談を申し込むためのフォームです。 BloomPadスタッ...

2.企画

NFT化させる権利や発行数、 販売価格等を設計します。 設計には、経験豊富な microverse メンバーが伴走するとのことでございます。

3.PR/マーケティング

販売効果を最大化するために、プロジェクト開始前にSNSやmicroverse連携メディア等を通じてPR/マーケティングを実施します。PR/マーケティング実施においても、経験豊富なmicroverseメンバーが絆創するとのことでございます。

BloomPadに掲載予定プロジェクト

すでにBloomPadに掲載予定のプロジェクトがございますのでご紹介いたします

ART SHOW CASE KYOTO

公式HPより

ART SHOWCASEは、「大人の文化祭」をテーマとしたアートイベントであり、静かに鑑賞するのがアート作品という固定概念を打ち壊し、音楽の流れる空間で参加者同士が自由に交流しながら楽しむという体験を目指しています。

長野発のアイドルプロジェクト”MOMENT”

公式HPより

平均年齢17,8歳、全員長野県出身の5名で構成されたガールズグループプロジェクトであり、2023年8月にデビューを予定しています。

今後の展望

BloomPadの特徴から、今後NFTプロジェクトを普及させるために必要な要素を抽出しましたので下記します。

NFTのユーティリティを明示する

NFTは電子チケットの役割を持つことから、その使用方法は無限大です。しかし、使用方法が無限大であることからユーザーからするといまいちメリットが分かりにくいという課題があります。

そこで、このNFTでは何ができるというのを明示することでユーザーにとってより受け入れやすいものとなります。また、そのユーティリティが単数であることにより、より分かりやすいものとなります。

NFT自体が主役ではない

NFT自体、デジタル上ものが誰が持っているのかわかる技術となっていますが、あくまで技術のため、技術自体というよりはその特徴をサービスへ活用することが大事となります。例えば、二次手数料を元の販売者へ還元できるという特徴から、より元の販売者をエンパワーメントできることをサービスに活用する等です。

また、NFTが半永久的に所持できるという特徴を持つことから、販売者と購入者の長期的な繋がりを創出できることをサービスに活用することができます

今回BloomPadを発表したmicroverse株式会社は以前インタビューもさせて頂きましたので合わせてぜひ読んでみて下さい。

あわせて読みたい
【Web3転職インタビュー】microverse株式会社CEOの渋谷さんへインタビュー 飛躍的な成長を遂げている組... 先日2億円の資金調達を発表したmicroverse株式会社CEOの渋谷さんにインタビューさせて頂きました。 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000094622.html 創業...

Plus Web3は「Web3領域に特化したキャリア支援サービス」

あわせて読みたい
【Web3転職相談可能!】Web3業界で働くには?必要な手順と大切なことを解説 近年名前を聞くことが多くなったWeb3。 多くのスタートアップが競合を強めたり、大手企業がWeb3業界に参入したりなど、ますます注目を高めています。 しかし具体的にWeb...

Plus Web3では、Web3で働きたい人材と、個人に合わせた優良企業をマッチングする求人サービスを行っています。

  • Web3で働くことも考えている…
  • Web3のインターン先はどこがいいか分からない…
  • どんな知識やスキルがあれば良いのか分からない…

このような悩みを抱える人は、一度「無料キャリア相談」にお越しください。あなたにマッチした優良企業をご紹介いたします。

参考文献

Please Share
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次