Sony BSL「Soneium」がUniswapと連携、分散型金融の統合が実現

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2025年5月5日、ソニーグループとStartale Groupによる合弁会社Sony BSLが開発したイーサリアムのレイヤー2ブロックチェーン「Soneium」上で、分散型取引所「Uniswap」の稼働が正式に開始された。

目次

UniswapがSoneium上で稼働開始 日本発レイヤー2の実用性を裏付ける統合

Uniswapが新たに対応を開始した「Soneium」は、イーサリアムのレイヤー2として設計された高性能なブロックチェーンだ。
取引の高速処理と低コストを実現しつつ、EVM(Ethereum Virtual Machine)互換性を維持する構造を採用している。これにより、既存のイーサリアムアプリケーションとの連携もスムーズに行える点が特徴である。

今回の統合により、UniswapユーザーはSoneium上でトークンのスワップ取引が可能になったほか、流動性の供給も可能となる。これによりSoneium上のDeFi(分散型金融)エコシステムの活性化が期待される。

また、EthereumやBase、Arbitrum、Unichainといった主要ネットワークからSoneiumへの資産移動が可能となるトークンブリッジ機能も実装されているため、資産の越境的な運用が現実的な選択肢となりつつある。
さらに、Uniswapのモバイルウォレット「Uniswap Wallet」も同チェーンへの対応を完了しており、ユーザーはSoneiumを含む複数ブロックチェーンでの資産管理と取引を一元的に行えるようになった。

Soneiumは今回のUniswap統合と並行して、現実資産のトークン化を推進するプロジェクト「Plume(※)」との提携も発表している。

※Plume:国債、プライベートクレジット、カーボンクレジット、コレクティブルといった現実の資産(RWA)をオンチェーン化することを目指すプロジェクト

今後の展望、Web3×現実資産の融合が加速

Uniswapは現在、Ethereumをはじめとする14のブロックチェーンで展開されている。
今回のSoneium対応により、その多チェーン戦略がさらに強化された形だ。
さらに、Plumeとの連携が加わることで、Soneiumユーザーはトークン化された金融商品に直接アクセスできるようになるだろう。これは単なるDeFi機能の拡張にとどまらず、Web3のインフラが現実の金融市場と橋渡しするフェーズに突入したことを示唆する動きといえる。
SoneiumはWeb3と現実資産の境界線を曖昧にする「次のステージ」を担うチェーンとしての立ち位置を築きつつあるといえる。

このような複合的な統合は、日本発の技術とグローバルDEXのシナジーにより、新たなWeb3活用の具体例となり得るだろう。
今後は国内外の企業や開発者がこのインフラ上でどのようなユースケースを展開していくのか、注目される。

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