KDDIとJR東日本、新宿駅で5Gミリ波の実証成功 過密環境でも1Gbps超を維持

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2025年4月24日、KDDIとJR東日本は、JR新宿駅ホームにおいて5Gミリ波による高速通信の実証実験を完了したと発表した。
過密な駅構内でも1Gbps超の通信速度を安定して維持できたことが確認されている。ミリ波通信の課題であった遮蔽物への対応策として、中継技術を駆使し、今後のエリア拡大とサービス向上への期待が高まる内容となっている。

目次

5Gミリ波の壁を越える中継技術 過密駅構内での1Gbps超えを実現

KDDIとJR東日本は、2025年2月から4月にかけて、JR新宿駅1・2番線ホームおよび停車中の車両内で、5Gミリ波通信の実証実験を行った。
5Gミリ波は高速・大容量通信を可能とする一方、直進性が強く、障害物に弱いという性質がある。そのため、駅構内のような複雑な環境では、安定した通信エリアの構築が技術的な課題とされてきた。

この課題を解決するため、KDDIは小型軽量のミリ波中継器を開発した。
従来の基地局からの電波を受信し、自律的に最適な通信ルートを算出して再送信する仕組みである。
この中継器をホームの柱や設備に配置し、電波が遮られやすい駅構内においても通信エリアを柔軟に拡張したという。

実験の結果、ラッシュ時の混雑状況や列車の出入りが激しい状況でも、1Gbpsを超える通信速度が安定的に維持された。
特に列車内の運転席でも高速通信が可能であることが確認されており、乗客サービスのみならず鉄道業務の効率化にも資する成果となった。

5Gミリ波エリア拡大へ KDDIとJR東日本が描く次世代鉄道サービス

今回の実証成果を受け、KDDIは駅構内や沿線における5Gミリ波通信エリアの拡大を計画している。
これにより、乗降客が多い駅や移動中の列車内でも高速・大容量の通信環境が実現される見通しである。
動画配信やクラウドサービスの利用が増加する中で、今回の取り組みはユーザー体験の向上に大きく貢献するだろう。

また、JR東日本は通信インフラの強化を通じて、駅サービスや鉄道業務のデジタル化(DX)を加速させる方針だ。
具体的には、混雑状況のリアルタイム可視化や、車両運行管理システムの高度化などへの応用が想定されている。これにより、利便性と安全性の両立を図る狙いがあると思われる。

ただし、5Gミリ波通信は設置コストや運用の面で課題も残ると考えられる。
駅構内の設備更新や中継器の最適配置など、実用化に向けた調整は今後も必要とされるだろう。

今後は、都市部のみならず、地方鉄道への導入についても期待したいところだ。

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