LINE、iPhone・Android間でトーク履歴の完全移行が可能に 課金ユーザー向け機能として提供開始

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LINEヤフーは、2025年4月17日までに日本国内の有料サービス「LYPプレミアム」会員のLINEユーザー向けに、iPhoneとAndroid間でトーク履歴を完全移行できる新機能「プレミアムバックアップ」の提供を開始した。これにより、異なるOS間でのスムーズな機種変更を後押しするとみられる。

目次

トーク履歴の“完全移行”が実現 異なるOS間の不便をようやく解消へ

これまで、LINEのトーク履歴は同一OS内でしか引き継げず、iPhoneからAndroid、またはその逆の機種変更を行う際、重要なメッセージが失われる事態が多発していた。
今回の機能は、こうした課題に応えるものであり、ユーザーの強い要望を背景に開発されたと見られている。

今回導入された「プレミアムバックアップ」では、こうした制限を撤廃し、iOSとAndroidの間でも、過去のトークをすべて引き継ぐことが可能になるという。
加えて、バックアップ対象も拡大され、従来の無料ユーザー向けでは「テキストメッセージのみ」だったバックアップ範囲に、写真・動画・ボイスメッセージ・ファイルといった多様なデータが加わった。

バックアップは初回に限り手動で行う必要があるが、それ以降はリアルタイムで自動的に保存される仕組みとなる。
無料ユーザーは、iCloudやGoogleドライブなど外部のクラウドストレージを利用していたが、LYPプレミアム加入者には、LINE独自のクラウドが用意され、最大100GBまでデータを保存可能としている。

LYPプレミアムは、Yahoo!プレミアムとLINEの有料サービスを統合したサブスクリプションサービスで、月額料金はWeb版が508円、アプリからの申し込みでは650円である。
なお、LINEヤフーはこの「プレミアムバックアップ」機能について、段階的に提供していく方針を示しており、利用開始時期はユーザーごとに異なる場合があるとしている。

課金限定の差別化戦略 利便性向上とともにLINEの囲い込みが進むか

今回のトーク履歴移行機能は、有料プランユーザーのみが対象となっており、LINEのサブスクリプション型ビジネスモデルを強化する意図が伺える。
利便性が大きく向上することで、無料ユーザーの一部が課金層に転換する可能性もあるだろう。

LINEヤフーとしては、今後もユーザーのニーズを捉えた機能追加を通じて、有料会員向けサービスの差別化とブランドロイヤルティの向上を進めていく構えと考えられる。

一方で、こうした機能が有料会員限定である点は、無料プランのユーザーが引き続き不便を強いられる構図となり、格差が拡大する可能性もある。機能の分離が、ユーザー満足度の二極化を招くおそれも否定できないだろう。

今後、競合サービスやメッセージアプリとの比較において、バランスを見極めた上での機能設計と価格設定が問われる展開となりそうだ。

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