利用規約・プライバシーポリシーの要点を迅速解説 「ソーシャルペンタゴンダイジェスト」AI版が登場

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 2025年2月17日、株式会社ソーシャルペンタゴンが「ソーシャルペンタゴンダイジェスト(SPD)」のAI版である「SPD-AI(β版)」を発表した。本サービスは、企業の利用規約やプライバシーポリシーのポイントを、中立的な立場の弁護士が解説し、視覚的にわかりやすく表示するものだ。AIの導入により、従来よりも迅速な解説提供が可能となり、企業とユーザーの関係改善に貢献すると見られる。

目次

AIの活用で利用規約の理解を促進

「SPD-AI(β版)」は、企業の利用規約やプライバシーポリシーを専門家がポイント解説し、ユーザーが直感的に理解できるように設計されたサービスである。従来のSPDと異なり、AIを活用することで、解説文の生成を大幅に効率化する。過去に分析された数百社の利用規約データをもとに、AIが自動で要点を抽出し、迅速な提供を可能にした。

この技術開発は2023年8月に開始され、初期段階では誤認や矛盾が発生する課題があった。しかし、AIプラットフォームの進化とともに解析精度が向上し、現在では実用レベルに達している。これにより、従来の解説サービスと比較して、最大1/10の時間での提供が実現した。

また、企業にとっては、利用規約を明確化することでユーザーの信頼を得られる点が大きなメリットとなる。特に、契約内容を正しく理解しないまま合意する「未読同意」や、意図せず望まない契約を結ばされる「ダークパターン」などの社会的課題に対応することができる。

実証実験キャンペーンの実施と今後の展望

SPD-AIの正式リリースに先立ち、同社はβ版を用いた実証実験キャンペーンを開始した。本キャンペーンでは、約20社を対象に無料でSPD-AIを提供し、企業からのフィードバックを収集することで、サービスのさらなる改善を目指している。募集は定員に達し次第終了し、実験期間は6カ月間を予定している。

この実証実験を通じ、SPD-AIの有効性を検証するとともに、企業側の利用しやすさも向上させる方針だ。企業にとっては、利用規約の透明性が向上することで顧客満足度の向上が期待され、CVR(コンバージョン率 ※)の向上にもつながる可能性がある。

正式版のリリース後は、より多くの企業に対応するための機能強化が計画されている。具体的には、より詳細な規約解説の提供や、多言語対応機能の追加が検討されている。これにより、国内外の企業がSPD-AIを活用しやすくなり、グローバル展開も視野に入れている。

※CVR(コンバージョン率):Webサイトに訪れたユーザーのうち、商品購入や契約などの成果につながった割合のこと。

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