AIデータ社、生成AI「AI孔明™」を活用した製薬・バイオ業界向けのサービスを発表 特許や技術文献調査を数時間で解析可能
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2025年2月18日、AIデータ株式会社(旧社名:AOSデータ)は、製薬・バイオ業界の研究開発(R&D)向けに、生成AI「AI孔明™」を活用した「特許・技術トレンド解析サービス」を開始したと発表した。AI孔明™での特許・技術トレンド解析を通じて、研究の効率化とイノベーションを加速させることを目的としている。
AI孔明™がもたらす研究開発の変革
AI孔明™は、データインフラと知財インフラ事業を基盤としてきたAIデータ株式会社が提供する生成AIで、数百万件に及ぶ特許データや技術文献をわずか数時間で解析する能力を持つ。
従来の特許調査(※1)は数週間を要することが一般的であったが、AI孔明™を活用することで、最新の技術トレンドや競合他社の動向を迅速に把握できるようになる。研究者は膨大なデータを手作業で確認する必要がなくなるため、より多くの時間を実際の研究活動に充てられるようになる可能性が高い。研究開発のスピードの飛躍的な向上も期待できるだろう。
さらに、AI孔明™は解析結果をグラフやチャートで視覚的に表示する機能を搭載しており、複雑なデータも直感的に可視化することができる。研究者は視覚的な情報を基に、効率的に研究開発戦略を立案することが可能だ。
また、特定のテーマや分野に焦点を当てたレポートをカスタマイズできるため、各企業の研究ニーズに合わせた最適な情報を得ることができるという。
競争優位性を支えるAI孔明™の役割と今後の展望
AI孔明™は、競合他社の特許出願状況や技術開発動向をタイムリーに把握する機能を備えている。最新情報を即時に入手できるため、企業は競争相手の動きを把握し、戦略的な意思決定を迅速に行うことが可能だ。市場の変化に即応しながら、自社の研究開発計画を柔軟に調整することができる。
AIデータ株式会社は、AI孔明™を活用したサービスを、製薬・バイオ業界に加え、人材業界・教育業界・製造業などにも展開している。
今後は、AI孔明™を軸とし、DX(※2)を推進する多種多様な企業に対してサービスを提供する狙いがあるようだ。小規模から大規模顧客、高度なカスタマイズにも対応する予定だ。
柔軟性と拡張性を特長とする、AIデータ株式会社ならではのAI活用に注目していきたい。
※1 特許調査:特許文献を確認し、特許取得の有無を把握する作業。新たな技術開発に向けた重要なプロセスである。
※2 DX:デジタルトランスフォーメーション。企業がデジタル技術を活用し、業務プロセスやビジネスモデルを変革すること。
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