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    オリコ、USDC対応の決済カードを2025年6月までに発行予定

    2025年2月12日、オリエントコーポレーション(オリコ)は、米ドルに連動したステーブルコイン(※)「USDコイン(USDC)(※)」を利用した決済カードを2025年6月までに発行する計画を発表した。このカードはVISA全加盟店で利用可能であり、国内初の暗号資産を活用した国際ブランドカードとなる見通しだ。

    目次

    USDC対応決済カードの仕組みと特徴

    オリコは、決済代行業者のアイキタスに国際ブランドカードの発行権を貸与し、アイキタスはシンガポールのスラッシュビジョンと提携して暗号資産決済サービスを開発する。 

    ユーザーは専用ウォレットにUSDCをチャージし、その同額の与信枠が付与される。カード決済後、利用額がウォレットから自動的に引き落とされる仕組みだ。本人確認のみでカードが発行可能であり、プラスチック製カードとスマートフォンでのバーチャルカードの両方が利用できる。

    ステーブルコイン:法定通貨や資産と価値を連動させ、価格の安定性を保つことを目的とした暗号資産の一種。

    USDコイン(USDC):米ドルに連動したステーブルコインで、1USDCは常に1米ドルに相当するよう設計されている。

    法的背景と市場の反応

    2023年6月に施行された改正資金決済法により、ステーブルコインは電子決済手段として法的に定義され、日本国内での利用が可能となった。 

    この法改正を受け、国内の主要暗号資産取引所もUSDCの取り扱いを準備している。専門家は、オリコの取り組みが日本の暗号資産市場における重要なステップであると評価しており、他の企業にも影響を与え、暗号資産の普及を促進すると考えられる。

    USDCカードのメリットとデメリット

    オリコが発表したUSDC対応の決済カードは、暗号資産の利用を一般消費者に広める大きな一歩である。

    特に、VISA全加盟店での利用が可能である点は、ユーザーにとって非常に利便性が高い。USDCは米ドルに連動しているため、価格の安定性があり、暗号資産に対する不安を軽減する要素となる。さらに、専用ウォレットにUSDCをチャージすることで与信枠が付与される仕組みは、従来のクレジットカードと同様の感覚で利用できるため、ユーザーの受け入れやすさを高めるだろう。

    一方で、デメリットも存在する。

    暗号資産に対する理解が不足している消費者にとって、USDCの利用はハードルが高いと感じられる可能性がある。暗号資産の価格変動や法的規制の変化が影響を及ぼすリスクも無視できないだろう。
    さらに、ウォレットの管理やセキュリティに関する知識が求められるため、技術的な障壁が存在することも懸念される。

    オリコのUSDC決済カードがどのように市場に受け入れられるかが、今後の注目点になるだろう。

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