和歌山の宿泊施設、世界最大の「レーザーメッセージ投影」を無料提供 ギネス認定サービスで感動体験を演出

株式会社オージャスは、和歌山県の宿泊施設「XYZ Seaside Resort/XYZ スペチアーレ」において、ギネス世界記録に認定されたレーザーメッセージ投影サービスの無料キャンペーンを2025年7月1日から開催すると発表した。このキャンペーンは7月1日から8月31日までの間、サービスが提供される予定だ。
宿泊者限定で、特別なメッセージを夜空に描く唯一無二の体験が可能である。
ギネス認定の光のメッセージを宿泊者に無料提供
オージャスが提供するレーザーメッセージ投影サービスは、3289平方メートルという世界最大規模の文章を夜空に投影できることで、ギネス世界記録に認定されている。
この技術を有するギネス認定宿泊施設は、日本では「XYZ Seaside Resort/XYZ スペチアーレ」だけであり、その唯一性を生かした無料キャンペーンが今夏展開される。
投影内容は、宿泊者が事前に提出したメッセージ。プロポーズや記念日、家族への感謝の言葉など、個人の思いを光で表現できるのが特徴だ。
これまでに300件以上のプロポーズで成功を収めた実績もあり、利用者の中には、誕生日や記念日のサプライズメッセージに涙する人も多数いるという。
施設のある和歌山・白浜エリアは「日本のゴールドコースト」とも称される景勝地で、絶景の中に投影されるレーザーメッセージは、宿泊者にとって特別な旅の記憶として深く刻まれる。
温泉や美食といった通常のリゾート体験に加え、視覚と感情を刺激する演出が融合することで、新たな宿泊の価値が生まれている。
宿泊体験の再定義へ 感動を軸にした観光戦略の可能性
今回の無料キャンペーンは、宿泊者への特別な体験提供にとどまらず、観光業界における「体験価値の再構築」という広い文脈でも注目に値する。単なる宿泊ではなく、感動を提供する仕組みとして、今後他施設でも類似の取り組みが展開される可能性がある。
また、オージャスではキャンペーン期間中、特に感動的だったメッセージを選定し、抽選で豪華宿泊券をプレゼントする企画も併せて実施する。
さらに、全利用者に「ギネス認定のレーザーメッセージ参加認定書」が贈られ、体験の証として持ち帰ることができる。
このような試みは、宿泊施設単体の魅力だけでなく、地域全体のブランド価値向上にも貢献する。観光庁が推進する「観光DX」の流れとも合致し、感性に訴えるコンテンツが国内外の旅行者を呼び込む力となるだろう。
今後、技術と感動を掛け合わせた観光資源の創出は、他の地域や業界にも波及する可能性があり、観光体験の質を問い直す新たなスタンダードとなることが期待される。