XRP・ドージコインETF、米SECが再び判断延期 承認は最短で夏以降の見通し

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2025年5月20日、米証券取引委員会(SEC)はXRPおよびドージコイン(DOGE)に連動する上場投資信託(ETF)3件の承認判断を延期し、一般からのパブリックコメント募集を開始した。承認は早くても夏以降になる見通しだ。

目次

XRP・DOGEなど3件のETF審査が再延期に

米SECは5月20日、21Shares Core XRP Trust、Grayscale XRP Trust、Grayscale Dogecoin Trustの3つの現物型仮想通貨ETFに関する判断を延期すると発表した。今回の発表により、各申請に対してパブリックコメントを求める期間が追加される。

対象となったETFはいずれも、XRPやDOGEといったアルトコイン(※)の現物価格に連動する設計で、仮想通貨市場の成熟を受けた新たな投資商品として注目を集めていた。
SECはこれまでにも、ソラナやADAなどを対象としたETFの承認判断を同様に先送りしており、現在審査中の案件は70件を超えている。

SECの決定は同日に延期が発表されたイーサリアムETFのステーキング機能を巡る判断とも連動している。ブルームバーグ・インテリジェンスのETFアナリストであるジェームズ・セイファート氏は「審査の遅延は想定内であり、最短で6月下旬〜7月上旬、現実的には第4四半期初めの承認が有力」と述べている。

※アルトコイン:ビットコイン以外のすべての暗号資産の総称。XRPやイーサリアム、ドージコインなどが代表例。ビットコインと異なる目的や技術的特徴を持つものが多い。

ETF承認の遅れが市場にもたらす期待と不安

ETF審査の延期は投資家にとって一時的な失望材料である一方、制度化の進展を示すプロセスであるとも捉えられる。SECによるコメント募集は、市場参加者の意見を反映させる重要な段階であり、透明性の確保という観点からは歓迎すべき動きとも言えるだろう。

仮に今後XRPやDOGEのETFが承認されれば、それはSECがビットコインに続いて複数の仮想通貨資産を認めた初の事例となる。これにより、機関投資家によるアルトコイン市場への本格参入が期待されるほか、既存のETF商品との差別化要因として新たな資金流入の起点にもなりうる。

一方で、遅延が続けば市場の停滞感が広がり、投資マインドの冷え込みにつながるリスクもある。特にSECの動向が政治要因にも左右される現状では、先行きに不透明感が残る。

セイファート氏も「SECの体質としてルール上許される全期間を使い切る傾向が強い」としており、迅速な判断を期待する投資家にとってはもどかしい状況が続くと見られる。

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