double jump開発BCG「魁 三国志大戦」のNFT、SBINFTが販売詳細を発表

2025年5月19日、SBINFTは、double jump.tokyo(ダブルジャンプ・トウキョウ)が開発するブロックチェーンゲーム『魁 三国志大戦 – Battle of three kingdoms-』に関連したNFT販売の詳細を発表した。
NFTはSBINFTの「SBINFT LAUNCHPAD」で販売され、ゲーム特化型チェーン「Oasys」上で発行される。
SBINFTで「三国志大戦」NFTを限定販売へ
SBINFTは、double jump.tokyoが開発する新作ブロックチェーンゲーム『魁 三国志大戦 – Battle of three kingdoms-』に登場するNFTの販売概要を公表した。
本作はセガの人気アーケードゲーム『三国志大戦』のライセンスを受けた公式ゲームで、軍勢カードバトル形式を採用している。
販売されるNFTは、ゲーム内で使用可能な武将カードNFTと引き換えられる『コラボ・スペシャル武将パック(NFT)』。
Oasys(オアシス)のL2チェーンである「SG Verse」上で発行され、販売はSBINFTが運営する「SBINFT LAUNCHPAD」で実施される。
販売期間は2025年5月22日から8月22日までの3カ月間、販売数量は100個限定。
価格は900 OAS(オアス)(※)で、5月20日時点の日本円換算で約2020円となっている。
取引手数料(ガス代)は不要で、決済はOASのみ対応する。なお、このNFTは第三者への譲渡が不可という仕様になっている。
ゲーム連動NFTの展開が進む 実物特典や限定仕様も魅力
今回のNFT販売では、ゲーム連動型の施策が多く盛り込まれている点が注目される。
購入者には、ローソン店舗のマルチコピー機で無料印刷が可能な「武将ステッカー」の印刷用コードが提供される。
NFT購入者が特設ページにウォレットを接続することでコードを取得し、店舗端末で印刷できる仕組みである。
さらに、NFTの引き換えもユニークな体験を提供している。
購入者は自身のウォレットを特設ページに接続することで、ゲーム内で使用可能な武将カードNFT5枚と交換可能なシリアルコードを受け取ることができる。
コード入力後には、SR、R、UC、Cといった4段階のレアリティからランダムに抽選されたカードが配布される。
このように、ブロックチェーン技術と現実世界での特典を組み合わせた今回の販売は、従来のNFTコレクションに比べてユーザー体験を重視した設計と言える。
ゲームユーザーだけでなく、コレクターやNFT初心者層の関心を引く展開となる可能性が高い。
ただし、NFTの譲渡制限や限定数量など、ユーザー間での流通や二次利用には制限がある点はリスクとも捉えられる。
今後はこうした仕様がNFT市場全体に与える影響も注視されるだろう。
※OAS(オアス):ゲーム特化型ブロックチェーン「Oasys」のネイティブトークン。取引やNFT購入などの決済に使用される。