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    Box、業務文書の整理・検索を加速させるAIエージェントを発表 Microsoft 365との連携で企業活用を本格化へ

    米Box社は2025年5月15日(米国時間)、企業のドキュメント管理を効率化する新機能「Box AI Agents」を発表した。
    企業内の文書の精査や情報抽出を支援し、Microsoft 365との連携も可能とすることで、業務効率の向上が期待されている。

    目次

    複数AIモデルを活用した文書管理エージェントを発表

    Boxが新たに発表した「Box AI Agents」は、企業内に蓄積された膨大なドキュメントデータから、必要な情報を迅速かつ的確に抽出することを目的としたAIエージェントである。
    これは、2023年後半に発表された同社のAI基盤「Box AI」の一部として導入される予定だ。

    同機能は、企業の定型業務を軽減する役割を担う。
    人事書類の要約や長大な契約書からの重要ポイント抽出など、これまで多くの時間を割かれていた作業を自動化することが可能だ。
    さらに、部門ごとに分断されがちな文書群を横断的に分析できる構造を採用しており、組織全体での知識共有と業務効率の向上が期待される。

    技術面では、Amazon、Anthropic、Google、OpenAI、xAI、IBM、Metaといった複数のAIモデルが統合されており、ユーザーのクエリ内容に応じて最適なモデルが選択される仕組みだ。

    BoxのCEOであるAaron Levie氏は、「エンタープライズAIの未来は、インテリジェントエージェント同士が連携し、それぞれが独自の文脈と能力を持ち寄ることで実現される」と語っている。
    また、「かつてAPIがソフトウェアを結びつけたように、AIエージェントが働き方の変革を担うようになる」と述べ、将来的な業務の姿を示唆している。

    Microsoft 365との統合により業務の垣根を越える活用が可能に

    Box AI Agentsが注目を集める理由の一つに、Microsoft 365との高度な連携機能がある。
    TeamsやWord、PowerPointといった日常業務に直結するプラットフォームと接続されることで、ドキュメントの作成や編集、共有といった一連の業務プロセスにおいてAIエージェントが即座に機能するようになる。

    この連携により、従来のBoxが持つコンテンツ管理機能に加え、Microsoftのビジネススイートと融合したAI支援環境が構築されることになる。

    一方で、文書管理にAIを導入する際には、誤認識や文脈の取り違えといった精度の課題が常につきまとう。
    複数のAIモデルを横断的に用いる設計は柔軟性の裏返しとして、一貫性や説明可能性の確保という観点での難易度が上がるため、人間による正確性評価は依然として必要だろう。

    Box AI Agentsは、今後数カ月以内にリリースされる予定であり、価格についてもその時点で明らかになるとされている。
    企業のDX推進が急務となる中、Boxが提案する「AIによる情報整備のインフラ化」は、多くの企業にとって現実的かつ戦略的な選択肢となるだろう。

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