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    Galaxy AシリーズでGemini起動が可能に AI体験がミッドレンジにも拡大

    2024年4月29日、韓国のSamsung Electronicsは「Galaxy A」シリーズの一部モデルにおいて、サイドボタン長押しでGoogleのAIアシスタント「Gemini」を起動できる機能を追加すると発表した。

    ハイエンド向け機能を中価格帯モデルにも展開させることにより、AI体験の大衆化が加速する見込みだ。

    目次

    AIアシスタント「Gemini」、Galaxy Aにも正式搭載へ

    Samsungは4月29日(現地時間)、自社の中価格帯スマートフォン「Galaxy A」シリーズにおいて、サイドボタンの長押しでGoogleのAIアシスタント「Gemini」を起動できる機能を提供すると公表した。
    対象モデルは、2024年3月に発表されたGalaxy A56 5G、A36 5G、A26 5Gの3機種で、AI活用を全面に打ち出した最新シリーズである。

    従来、このGemini起動機能は上位モデルの「Galaxy S」シリーズに限定されていたが、今回の発表により、SamsungはAI機能をより多くのユーザーに開放する戦略に舵を切った格好だ。

    特に注目すべきは、これらのモデルが「Awesome Intelligence」(※)と呼ばれるAI統合機能を搭載している点である。Geminiの自然言語処理技術と、Samsung独自のAI強化機能との連携により、ユーザー体験は一段と向上する可能性がある。

    ソフトウェアアップデートは2025年5月初旬から開始される見通しで、まずは一部のモデルに対してグローバルに展開される。
    順次、他のGalaxy Aモデルにも広がる予定とされており、AIアシスタントの普及において大きな転換点となることが予想される。

    ※Awesome Intelligence:画像処理、翻訳、音声認識など複数のAI機能を組み合わせ、ユーザー体験の向上を図る機能。Geminiとの連携でより高度な操作が可能になる。

    ミッドレンジ層に広がるAI体験と市場競争の激化

    この機能追加は、スマートフォン市場の構造にも影響を及ぼす可能性がある。
    AIアシスタントが、Galaxy Aシリーズのような中価格帯モデルにまで拡張されることで、日常の中でAIとの対話を当たり前とする環境が、より幅広い層に広がっていくと考えられる。

    利便性の面では、物理ボタンによる起動は直感的で、音声入力を前提とするAIアシスタントの価値を引き出しやすい。特にハンズフリー操作の需要が高まる中、スマートホームやビジネスシーンでの応用範囲も拡大していくだろう。

    今後は、AI起動のカスタマイズ性や、ユーザーのニーズに合わせたインターフェース最適化が鍵となるだろう。

    Samsungは今後もソフトウェアアップデートを重ね、AI機能の深化を図ると見られる。Galaxy Aシリーズの進化は、AIとの日常的な接点を拡大し、スマートフォン市場の競争構造を再定義する一因となり得る。

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