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    Google、Geminiに画像編集機能を追加 アップロード画像にも対応しAI利活用が加速

    2025年4月30日、GoogleはAIチャットアプリ「Gemini」に画像編集機能を追加した。
    この新機能は生成画像のみならず、ユーザー自身がアップロードした画像の編集にも対応しており、国内外で順次提供が始まっている。

    目次

    ユーザー画像も編集可能に

    Googleは、AIチャットアプリ「Gemini」に画像編集機能を追加し、AIが生成した画像だけでなく、ユーザーがアップロードした画像にも直接編集を施せるようにした。

    この機能は2025年4月30日から順次展開されており、数週間以内には45以上の言語と多くの国に対応する見通しだ。

    従来、画像編集はGemini内で生成されたコンテンツに限定されていたが、今回のアップデートによって、自身の写真の髪色を変えるといった細部の変更が、アプリ内で手軽に実現可能となった。

    さらに、生成画像には「SynthID」(※)と呼ばれるデジタル透かしが埋め込まれ、識別性を確保している。
    視覚的にも透かしを確認できるような試みも現在実験段階にあるという。

    ただし、この新機能はGoogle Workspaceアカウントや教育機関用アカウントでは利用できず、現時点では個人向けのアカウントに限定されている。
    これは、企業・教育分野でのプライバシーや著作権に対する懸念が背景にある可能性が高い。
    Geminiのこのアップデートは、日常の中でAI画像編集がどれだけ実用性を持つかを示す試金石となるかもしれない。

    ※SynthID:
    Google DeepMindが開発した技術で、AIが生成した画像に目視では確認できないデジタル透かしを埋め込むことで、真偽を検証しやすくする機構のこと。

    Geminiが示す未来と課題

    Geminiの画像編集機能は、すでに多くの競合が存在するAI画像編集市場において、競争力を高めようという動きだろう。
    先日は、ChatGPTのOpenAI社が画像生成機能を追加し、ジブリ風のアニメ画像など、高品質なイラストを生成できることで話題を集めた。
    画像生成を巡るAI各社の競争は激化している。

    今回の編集機能の普及により、ユーザーは髪型や服装、背景などを簡単に変更し、SNSやプロフィール画像として活用するケースが増えるだろう。

    その一方で、AIによる画像加工は、虚偽の情報発信やフェイクコンテンツの温床となるリスクも抱えている。
    Googleはこうした問題に対し、透かしによる透明性の確保というアプローチを取っているが、今後、編集内容の可視化や履歴表示といった対策が求められる場面も出てくるだろう。

    Geminiは、今後さらに編集機能の精度と多様性を高める方向で開発を進めていくと見られる。
    今回の機能追加は、画像編集というジャンルにおいても、AIアシスタントの活用が本格化してきたことを示す象徴的な一歩と言える。

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