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    MetaMaskでETHが不要に ガス代を多通貨で支払い可能にする新機能が公開

    2025年4月25日、米国発のWeb3ウォレット「MetaMask」が、イーサリアム(Ethereum)上の取引においてETH以外のトークンをガス代として選択できる新機能を発表した。DeFiユーザーを中心に取引体験の大幅な改善が見込まれており、国内外のWeb3業界関係者から注目が集まっている。

    目次

    ETH不要でガス代支払いが可能に DeFiユーザーの利便性を高めるMetaMaskの新機能

    MetaMaskが2025年4月25日に発表した最新アップデートでは、イーサリアム上のガス代支払いにおいて、従来必須だったETHを保有する必要がなくなった。
    新たに導入されたこの機能により、USDTやUSDC、DAIといったステーブルコインを含む複数のERC-20トークン、さらにwETH、wBTC、wstETH、wSOLといったラップドトークンがガストークンとして利用可能となった。
    ユーザーが保有する任意の対応トークンで手数料を支払うことが可能になり、従来の「ETHがなければ送金できない」という障壁が取り除かれた形だ。

    対象となるのはGoogle Chrome版のMetaMask拡張機能で、利用には最新版「v12.16」へのアップデートが必要となる。今回の機能は、今年2月に同社が発表していた「取引体験の簡素化」を掲げるロードマップの一環であり、イーサリアムネットワークにおけるUX(ユーザー体験)向上に直結する施策として位置づけられている。

    Ethereumウォレット競争が加速 MetaMaskの狙いと今後の展望

    今回のMetaMaskの新機能がもたらす影響はユーザー体験にとどまらない。
    従来はETH保有が必須であったことが、新規ユーザー参入の壁となっていたが、今回のアップデートによりその心理的・実務的ハードルが大きく下がった。
    特に、ステーブルコインを中心に運用するユーザーにとっては、資産の変換を行わずに直接ガス代の支払いができる点で利便性が高い。

    取引所やNFTマーケットプレイス、DeFiプロトコルなどにおいて、ガス代の多通貨対応は流動性の柔軟な運用を可能にする。

    また、MetaMaskは今後のロードマップにおいて、ビットコインやソラナなど他チェーンへのネイティブ対応も計画中だ。マルチチェーン対応ウォレットとの競争が激化する中で、MetaMaskはイーサリアムを起点とした技術的優位性を強化しつつ、Web3ウォレットのスタンダードポジションを維持しようとしている。

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