NTTが開発した新型AI半導体、監視カメラに革新 150m先の人物もリアルタイム検知

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NTTは2025年4月10日、監視カメラやドローンに搭載する人工知能(AI)半導体を開発したと発表した。撮影した映像を一度データセンターに送って処理する従来の方法と比べ、高速な処理と消費電力の削減を実現している。

目次

リアルタイム処理と長距離検知を実現、NTTが切り拓く次世代監視技術

NTTが開発したAI半導体は、高精細な映像をリアルタイムで処理できるのが最大の特徴である。


従来の監視カメラでは、映像を一度圧縮し、サーバー側でAI処理を行う必要があったため、リアルタイム性や画質に制限があった。
だがこの新型AI半導体は、非圧縮のまま高精細な映像を分析できるため、時間的なロスが極めて少ない。これにより、リアルタイムでの状況判断が可能になり、迅速な対応が求められる現場での活用に期待が高まっている。

注目すべきは、約150メートル先の対象を正確に検知できるという点だ。
広範囲かつ精密な監視が求められる空港や交通インフラ、災害現場での運用を可能にする技術的ブレイクスルーである。
映像処理の高速化と電力消費の抑制を両立している点も画期的で、バッテリー駆動のドローンなどにも適している。

市場競争激化の中、NTTの技術戦略と監視カメラの未来

NTTは長年にわたり通信インフラを支える技術革新を重ねてきたが、今回のAI半導体開発は、セキュリティや映像解析といった非通信分野にも本格的に乗り出す姿勢を示すものだ。

背景には、世界的に高まる監視技術への需要と、サイバー・フィジカル両面での安全性強化という時代の要請があるとみられる。
AIを用いた自律型の監視システムが今後主流になると見られる中で、NTTの新技術はその礎となり得る。

他社に目を向けると、米NVIDIAやイスラエルの企業もAIを活用したスマート監視技術を競って開発中であり、グローバル市場での競争はすでに激化している。
今後、NTTがどのような実証実験や商用展開を進めるかが注目される。国内外の自治体やインフラ事業者との連携が進めば、都市全体を見守るインテリジェントネットワークの構築も現実味を帯びてくるだろう。

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