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    Shippio、貿易書類の手作業を一掃 AI-OCR機能で業務効率と精度が飛躍的に向上

    2025年4月4日、日本のデジタルフォワーダーShippioが、貿易書類を自動で読み取り、クラウドサービスに転記するAI-OCR機能の提供開始を発表した。これにより、企業の煩雑な書類処理業務の効率化と精度向上が見込まれている。

    目次

    Shippioが切り拓く、貿易業務のデジタル化と効率化の未来

    貿易業務における書類処理は、依然として紙ベースやPDFによるやり取りが主流であり、多くの企業が手作業によるデータ入力に時間を割かれているのが実情だ。入力ミスや処理の遅れは、コストの増加や信用低下といったビジネス上のリスクに直結する。
    こうした課題に対し、Shippioが新たに提供を開始したAI-OCR(※)機能は、一石を投じる存在となり得る。

    このAI-OCRは、画像やPDF形式の貿易書類をAIが読み取り、必要なデータを正確に抽出し、Shippioのクラウドサービス上に自動転記する仕組みだ。フォーマットに依存しない柔軟性を備えており、B/L(船荷証券)の書類形式に対応している。
    従来のOCRでは困難だったレイアウトの変化にも適応できる点が大きな進歩である。

    AI-OCRの技術は、機械学習により文字や配置パターンを学習し続けることで、時間とともに認識精度が向上する設計となっている。これにより、導入初期から高い精度を実現しつつ、企業ごとの業務特性にも対応可能だ。人手による確認工数が削減され、迅速かつ正確なデータ処理が現実のものとなっている。

    ※AI-OCR(光学式文字認識):画像やPDFなど非構造化データから文字情報を抽出し、デジタル化する技術。AIを活用することで複雑なレイアウトや手書き文字の認識精度が飛躍的に向上する。

    導入がもたらす実利と業界全体へのインパクト

    ShippioのAI-OCR導入によって、企業が得られるメリットは明確だ。

    第一に、書類処理にかかる作業時間が大幅に削減され、従業員はより付加価値の高い業務に集中できるようになる。
    また、入力ミスの削減により、取引先とのやり取りにおける信頼性が向上するだろう。
    加えて、手作業に伴う業務コストも圧縮可能だ。特に中堅〜大企業においては、年間数百時間規模の業務削減効果が見込まれる。

    Shippioは今後も、AIやRPAなど先進技術を取り入れながら、クラウドサービス全体の機能拡張を予定している。
    貿易業務全体のデジタル化をさらに加速するため、他社システムとのAPI連携や、帳票管理の自動化といった新機能の開発にも着手していく方針だ。
    紙文化が根強く残る貿易業界において、Shippioの挑戦はデジタル化の起爆剤として注目されるだろう。

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