TOPPAN、アニメやゲームファン向けECモール「Fan-Xross モール」を開設 世界約120の国と地域からの商品購入に対応

2025年4月7日、TOPPAN株式会社はBEENOS Entertainment株式会社と共同で、アニメやゲーム関連グッズを取り扱う総合ECモール「Fan-Xross モール」を開設した。
このプラットフォームは、世界約120の国と地域からの購入に対応し、ファンの多様なニーズに応えることを目指している。
「Fan-Xross モール」の特徴と提供するサービス
「Fan-Xross モール」は、アニメやゲーム、アーティストなど多彩なコンテンツのグッズを取り扱う総合ECモールだ。
サイト内には、各ジャンルや作品ごとのショップが展開され、ファンは自身の興味に合わせた商品を容易に見つけることができる。
ショップ第1弾として、JR秋葉原駅構内のエキナカ商業施設「エキュート秋葉原」にオープンした「TOPPA!!! BASE AKIBA」との連携を行う。
この店舗と連動したオンラインストア「TOPPA!!! BASE ONLINE STORE」では、店舗限定のオリジナル商品や一部オンライン限定商品を取り扱っており、店舗に足を運べないファンでもこれらの商品を手に入れることが可能となっている。
さらに、「Fan-Xross モール」は、エンターテインメント特化型ECプラットフォーム構築サービス「Groobee」を活用して構築されている。
Groobeeは、アーティストやアニメ、キャラクターなどのコンテンツに特化した機能を備え、サイト上のクリエイティブ、カスタマーサポート、物流対応まで一貫してサポートするサービスだ。
また、BEENOSグループが提供する越境購入サポートサービス「Buyee」との連携により、「Fan-Xross モール」の商品は日本国内のみならず、世界約120の国と地域からの購入が可能となっている。これにより、日本のエンターテインメントコンテンツを海外のファンにも届けることができる。
今後の展望
「Fan-Xross モール」の開設により、国内外のファンがより手軽に日本のエンターテインメント関連商品を入手できるようになり、コンテンツの国際的な普及と市場拡大に寄与すると考えられる。
さらに、エンタメ特化型ECプラットフォーム「Groobee」の活用により、今後も新たなサービスや商品の提供が期待される。たとえば、オンデマンドグッズ製造サービスの導入など、ファンのニーズに応じた柔軟な商品展開が可能となるだろう。
加えて、海外市場への展開強化も重要な戦略となる。
既に越境EC支援サービス「Buyee」との連携により、世界約120の国と地域からの購入が可能となっているが、今後は各国の文化や嗜好に合わせたマーケティング戦略や、現地パートナーとの協業を通じて、さらなる市場拡大が期待される。
総じて、「Fan-Xross モール」は、テクノロジーの進化や市場の変化に柔軟に対応しながら、エンターテインメント業界のデジタルトランスフォーメーションを牽引する存在として、さらなる成長が期待される。