ソフトバンクグループは、デジタルインフラ投資を専門とする米DigitalBridge Groupの買収完了を発表した。
全発行済普通株式を約31億ドルで取得して子会社化し、同社の財政状態と経営成績を取得日以降の連結財務諸表に取り込む。
31億ドルで子会社化、独立運営を継続
今回の発表は2026年9月30日になされたものだ。
DigitalBridgeは米フロリダ州ボカラトンに本拠を置き、データセンター、通信タワー、ファイバーネットワーク、スモールセル、エッジインフラなどへの投資を専門とするグローバルなオルタナティブアセット運用会社(※)である。
2016年に設立され、デジタルインフラへの投資を専門としている。
買収後もMarc Ganzi氏のリーダーシップの下、DigitalBridgeは独立して運営されるプラットフォームとして事業を継続する。
買収の詳細は、DigitalBridgeが同日付で米国証券取引委員会に提出するForm 8-Kで確認できる。
※オルタナティブアセット運用会社:株式や債券以外の資産を含む投資対象を扱う運用会社。今回のDigitalBridgeは、データセンターや通信網などのデジタルインフラを主な投資対象としている。
インフラ投資基盤を獲得、独立運営との両立が焦点
今回の子会社化により、ソフトバンクグループはデータセンターから通信タワー、ファイバー、エッジインフラまで幅広い領域を扱う投資運用基盤を傘下に収める。
DigitalBridgeの専門性や既存の運営体制を保ったままグループ化することで、買収後の事業継続性を確保しやすい構造と言える。
一方、独立運営を続ける以上、グループ内でどの程度の連携効果が生まれるかは現時点では明らかでない。
さらに、取得日以降はDigitalBridgeの財政状態と経営成績が連結対象となるため、同社の成果がソフトバンクグループの業績にも反映されることになる。
今後は、独立性を保ちながら、デジタルインフラ投資の専門性をグループ全体の投資戦略へどう結び付けるかが注目点となる。
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