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エクサウィザーズ、福岡に子会社設立 AIエージェントで九州企業のDX加速

PlusWeb3 編集部
PlusWeb3 編集部 Web3・AI専門メディア

2026年6月22日、株式会社エクサウィザーズは、2026年8月をめどに福岡市を拠点とする子会社「エクサフォワード九州」を設立すると発表した。AIエージェントの研究開発から社会実装までを担う新会社として、九州・西日本企業のDX推進や人材育成を加速させる狙いだ。

福岡拠点でAI実装を加速 現場常駐型モデルを展開

エクサフォワード九州は、業務知識とAI技術の双方を備えたFDE(※)を中核人材とし、顧客企業の現場に常駐しながらAIエージェントや業界特化型アプリケーションを開発・実装する。単発の受託開発ではなく、数か月から年単位で企業と伴走し、課題発見から運用までを一体的に支援する点が特徴である。

設立の背景には、九州地域で深刻化する人手不足や、東京からのリモート対応では顧客との関係構築や人材採用に限界があったことがある。また、政府が進める地域未来戦略では九州をAI重点地域と位置付ける方向で検討が進んでおり、政策面での追い風も見込まれる。

さらに、顧客現場で蓄積した知見を基に、AIエージェントを業務へ組み込みやすくする共通ソフトウェアや運用基盤の研究開発も進める計画であり、個別開発にとどまらない技術資産の構築も目指す。

※FDE(Forward Deployed Engineer):顧客企業に深く入り込み、業務課題を理解したうえでAIやソフトウェアを設計・実装するエンジニア。技術力と業務理解を兼ね備える人材を指す。

地域AI拠点の成否は人材確保と成果創出が鍵に

今回の取り組みは、AI技術を地方へ分散させるだけでなく、地域に高度人材を定着させる試みとしても注目される。大学や高等専門学校との連携、UIJターン人材の受け入れを進めることで、首都圏へ集中してきたAI人材の偏在是正につながる可能性がある。
また、成果報酬型サービスの導入も検討しており、AI導入による売上拡大やコスト削減といった成果に応じて報酬を受け取る新たなビジネスモデルを目指す。地銀系ファンドなどとの連携が進めば、地域企業の競争力向上と地域経済の活性化を同時に後押しする効果も期待できる。

一方で、このモデルは高度なAI人材の継続的な採用・育成が前提となる。地方でも専門人材を十分に確保できるか、また長期伴走型サービスが収益性を維持できるかが、九州発のAIエコシステム構築の成否を左右すると言えそうだ。

エクサウィザーズ ニュースリリース

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