メインコンテンツへスキップ
LGイノテック、 最先端の「車載用Wi-Fi7通信モジュール」を 欧州の大手部品メーカーに供給
PR NEWSWIRE 5分で読める

LGイノテック、 最先端の「車載用Wi-Fi7通信モジュール」を 欧州の大手部品メーカーに供給

受注規模は約100億円…「2027年量産開始の予定」 データ転送速度が3倍に…複数のデバイスを同時に接続しても…

PR Newswire プレスリリース配信
  • 受注規模は約100億円2027年量産開始の予定」
  • データ転送速度が3倍に…複数のデバイスを同時に接続しても速度維持
  • 「クルマはもう一つの生活空間」という認識の広がり…車両Wi-Fi市場は毎年9.6%の成長

ソウル(韓国)、2026年4月20日 /PRNewswire/ — LGイノテック(CEO:ムン・ヒョクス、011070)は、最先端のWi-Fi技術を駆使した「車載用Wi-Fi7通信モジュール」を、欧州の大手部品メーカーに供給すると、20日に発表した。

[写真]LGイノテックの最先端の車載用Wi-Fi 7通信モジュール
[写真]LGイノテックの最先端の車載用Wi-Fi 7通信モジュール

受注規模は約100億円。2027年に量産を開始する。同製品はドイツの電装部品メーカーが生産するAVN(Audio, Video, Navigation)に内蔵され、世界の自動車メーカーに最終的に供給される見通しだ。

2005年から独自の車両無線通信技術を集積してきたLGイノテックは、この度の受注により、世界の車載コネクティビティ(Connectivity)市場を牽引する立場をさらに確立した。

同製品は、Wi-Fi 6E(6th Generation Extended、第6世代の拡張版)よりも1チャンネル当たりの帯域幅(通信に使用される電波・光などの周波数の幅)が2倍の320MHz幅をサポートする。これにより、データ転送速度は3倍以上になる。また、同製品には4K QAM(直交振幅変調)技術が適用され、一度に処理できるデータがこれまでよりも20%増えた。

また、マルチアンテナ(MIMO)無線伝送技術を採用し、「車載用Wi-Fi7通信モジュール」に2本のアンテナを搭載した。アンテナが1本だけだとキャッチできない信号もしっかりキャッチし、信号損失を最小限に抑えることができる。多数のデバイスが接続された車内でも、途切れることなく超高速Wi-Fiを利用して大容量データを送受信することができる。

同製品にはクアルコムの通信チップやRF回路、アンテナなど150以上の部品が内蔵されている。モジュールはクレジットカードの約6分の1という小型でスリムなサイズだ。部品のプラットフォーム化を好む自動車メーカー各社のニーズを反映し、従来の製品との互換性を考慮したサイズに製作されている。

さらに同製品はマイナス40度から105度までと、極限温度にも耐えられる。大容量コンテンツの転送時に発熱しても、真冬の駐車で長時間低温にさらされても容易に変形しない。回路の接合部の表面積を広げることで、繰り返される収縮・膨張に耐えられる構造に開発されているからだ。

LGイノテックはこの度の受注を受け、欧州や日本の自動車メーカー向けに同製品のプロモーションを活発に行っている。

AVNだけでなく、リアシートエンターテインメント(Rear Seat Entertainment, RSE)システムやテレマティクス制御ユニット(Telematics Control Unit、TCU)、ドメイン制御ユニット(Domain Control Unit、DCU)などにも同製品を展開し、適用範囲を拡大する計画だ。

LGイノテックは、「車載用Wi-Fi7通信モジュール」だけでなく、「5G-V2X通信モジュール」や「5G-NAD通信モジュール」「車載用APモジュール」など、差別化された顧客価値を提供する車載用コネクティビティ・ソリューションを前面に押し出し、世界市場シェアの拡大に拍車をかけている。

ムン・ヒョクスCEOは「今年の第4四半期から車載用APモジュールの売上が本格的に発生し、モビリティ・ソリューションの年平均売上の20%上昇がしばらく続くと見込んでいる。LGイノテックは今後も差別化された車載用モジュールを提供する革新ソリューションを継続的に開発し、市場を牽引していきたい」と語る。

[用語の説明]車載用Wi-Fi通信モジュール
車両運行情報やマルチメディアコンテンツなどを制御するインフォテインメント(IVI, In-Vehicle Infotainment)システムと、車内のスマート機器と車外の共有器をつなぐ近距離無線通信部品。主に、車両前方AVN(Audio, Video, Navigation)や後部座席モニターなどに搭載される。Wi-Fi環境があれば、スマートフォンにテザリング機能がなくても、Web会議や動画ストリーミング、音楽再生などによるデータ通信量を心配する必要がない。単なる移動手段ではなく、「クルマはもう一つの生活空間」という認識の下、車載用Wi-Fi通信モジュールは、コネクテッドカー・自動運転時代の中核電装部品として注目を浴びている。

[用語の説明]直交振幅変調(QAM、Quadrature Amplitude Modulation)
無線を使ったデータ伝送方式。QAM値が高いほど、一度により多くのデータを転送することができる。Wi-Fi7は従来比4倍の4K-QAM(4096-QAM)をサポートする。

[参考資料]世界における車載用Wi-Fiの市場規模
グローバル市場調査機関GMI(Global Market Insights)によると、車載用Wi-Fi市場は、今年の209億ドル(約31兆ウォン、約3兆3000億円)から2035年には477億ドル(約70兆6000億ウォン、約7兆5700億円)へと、年平均9.6%で成長する見通しだ。こうした市場トレンドに合わせ、世界の大手自動車メーカー各社は新車へのWi-Fi通信モジュール搭載を進める傾向にある。

Share this article コピーしました
プレスリリース一覧に戻る
コピーしました

Web3・AI・ディープテック領域のキャリアに興味がありますか?

業界特化メディアを運営する専門エージェントが、企業のカルチャー・技術スタック・選考ポイントまで踏まえてキャリアをご提案します。相談は完全無料です。