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    イーロン・マスク率いるxAI、事業拡大に向け53億ドル調達へ

    2025年6月2日、イーロン・マスク氏が率いる米AI企業「xAI」が、総額53億ドル(約8000億円)の資金調達を進めていることが複数メディアの報道で明らかになった。借り入れと株式売却を組み合わせ、事業拡大に向けた資金基盤の強化を狙う。

    目次

    xAI、シニア債と株式で53億ドル調達へ

    ブルームバーグによると、50億ドル規模の債務調達は、固定金利ローンと担保付きのシニア債(※)を組み合わせたもので、すでに6月2日から手続きが始まっているという。
    調達資金の用途は「一般事業目的」とされ、事業の柔軟な展開を視野に入れた動きとみられる。

    債務調達に加え、xAIは3億ドル規模の株式売却も計画している。英フィナンシャル・タイムズ紙が報じた内容によれば、今回の売却では、まず従業員に割り当てられた株式の売却を許可し、その後外部投資家を対象とした新株発行に踏み切る見通しだ。

    企業価値の評価額は、3月にマスク氏がソーシャルメディア「X」を買収した際に算出された1130億ドルを維持する方向で調整が進められている。

    巨額調達の背景に成長戦略 評価維持と市場競争が鍵

    xAIによる今回の大型調達は、競争が激化する生成AI市場での地位確立を目指したものと考えられる。OpenAIやAnthropic、Google DeepMindなどとの技術・資金レースが続く中、柔軟な資金調達手段を確保することは急務だ。

    一方で、従業員株の流動化を認める動きには、従業員のリテンション強化と新規人材の獲得を狙った側面もあるとみられる。評価額を維持したまま新株を発行できれば、外部投資家にとっても魅力的なエクイティ投資の機会となるだろう。

    ただし、過去の大規模資金調達局面では、評価額の希薄化や期待外れの成果によって投資家心理が揺らぐケースも少なくなかった。
    今回の調達が成功すれば、マスク氏のAI構想に対する市場の期待感が一段と高まるとみられるが、それに伴い成果が求められる圧力も比例して強まるだろう。

    ※シニア債:企業が発行する債券のうち、返済順位が他の債務よりも高いもの。倒産時などに優先して返済される特性があるため、比較的リスクが低いとされる。

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