【Web3転職インタビュー】Siremoが情熱を後押しする!次世代クリエイターエコノミーについて金田社長に聞いてみた!
クリエイター向けに、デジタル作品をNFTとして販売可能な自分だけのページを起ち上げられて「かんたんに、たのしく」売買できるプロダクトを開発している株式会社Siremo。
Web3を活用した新たなクリエイターエコノミーの創出を目指す金田社長にその事業にかける想いや、今まさに会社で必要としている人材についてお話をお伺いしました!
ゲスト 金田 悠希 社長
2012年に早稲田大学卒業後、新卒でモバイルファクトリーに入社。スマートフォンゲームのプロダクトの立ち上げフェーズをいくつか経験し、そのなかで一つのプロダクトを任され、事業責任者として新規ゲームの起ち上げとマザーズ上場を経験2016年4月にエウレカに転職、執行役員 VP Product として Pairs の会員数 300 万から 1,500 万への成長に貢献。2021年11月に株式会社Siremoを創業しCEOを務める。
会社HP:https://siremo.co.jp
Siremoが創りたいクリエイターエコノミーとは
ー本日はよろしくお願いいたします。まずはミッション・ビジョンについてお伺いできますでしょうか?
ミッション・ビジョンについて、言葉としては「あらゆるクリエイター・アーティストが、その情熱で創作活動を自由に続けられるようにする。」を掲げていて、キーワードは「自分らしさ」だと考えています。
個人やスモールチームが自分が作りたいものをちゃんと作って、周りのフィードバックを得ながら、またファンを獲得しながら、例えば、制作ペースや売り上げの金額などを自主的に選択できる世界を作りたいと思っています。
月数万円や副業みたいな形で、週末や平日の空き時間に自分が作りたいものやファンに喜んでもらえるものを作ったり、もしくは表現していく仕事に振り切って、月に数百万や年間数千万を稼ぐようなクリエイターさんが出てきても良いかなと思っていますけれども、それらを実現するために、昨年12月にSiremoというサービスのベータ版をローンチしました。
ー事業の詳細についてもお伺いできますでしょうか?
クリエイターさんが作品やファンの方々に取り囲まれるようなサービスを作っていきたいと思っていて、Siremoではクリエイター1人1人がスタンドアローンのページを持てる構造にしたり、自分だけのNFTやデザインテーマで作品を販売することが出来ます。
基本的なターゲット層としては、デジタルで創作されている方々全てですが、現状はイラストレーターさんが中心で、あとは写真を撮られている方や、現代アーティストとしてデジタル作品も作られている方などを中心にサービス登録をして頂いています。
現在、クリエイターの登録者数はじわじわ増えており、以前OpenSeaを使おうと思ったけれども難しくて離脱してしまったという方からも「作品の出品までスムーズにいきました!」というご連絡をいただくことも多いです。
実際、クリエイターがSiremoに登録した後の作品の出品率も高いという数字が出ているので、そういった強みも生かしながら、サービスをより良くしていきたいと考えています。
ただ、まだプロダクトとしても、ブランドの知名度としても足りないところがあると思っているので、「クリエイターさんが作品やファンにとり囲まれている状態」を作るために、各ストアをコミュニティに近づけるようなプロダクトのアップデートも考えていたりします。
例えば、フォロー機能などの一般的なものから、NFTホルダーとクリエイターや、ホルダー同士が交流できるような仕組みであったり、クリエイターとの共同制作や制作した作品を世に広める活動を一緒に行えるなどのアップデートを中心に考えているところです。
Siremoを通して実現したいコミュニティのあり方とは
ーSiremoを通して実現したいコミュニティについて、より深堀りをしてお伺いできますでしょうか?
そうですね、コミュニティというのは結構意味が広くて、例えばクリエイターとファンが支援してます、されてますという関係を作ることは今までのWeb2サービスでも起こってきたことかなとは思っていて、それ自体はすごくいいなと思っており、Siremoでもその世界観は大事にしているんですけど、もう一歩踏み込めないかなと。
例えば一緒に制作をすることであったり、一緒に作品を広めることにもっと参加をするという、より深い踏み込み方を出来ないかなとすごく考えていますね。
実際、作り手と一緒に何かを広めたいという人は多いかなと思っていて、例えば僕の友人のPR会社でバリバリやっていた人って、作品を周りに広めるということに価値を感じる方が多くて、「作品を広める」という参加の仕方で周りの人やクリエイターから感謝されるようなエコシステムを作れないかなと考えています。
例えば、作品のアンバサダーが、ファンから生まれてくるような形にできないかなと思っていて、「このクリエイターが好きだから応援したい」という気持ちから始まり、バッチなどでその人の評価が周りから見えるようにすることで、「評価されることが嬉しくて、その作品のアンバサダーが生きがいになっていく」というようなストーリーがプロダクトの中で作れたらいいなと思っています。
世界中のクリエイターとファンを繋ぐ架け橋に
ーその他、今後のサービスの展望がありましたらお伺いできますでしょうか?
そうですね、日本のクリエイターさんを世界に広めたいという気持ちがすごくあって、購入する側に関しては日本語だけじゃなく、英語でも見れますし、海外発行のクレジットカードも使えるように準備をしてあります。あとは僕らがその中でどれだけサービスを広めていけるかを考えていますね。
また、日本のコンテンツは世界に、特にアジアの国々に影響を与えているなと思っていますし、韓国や中国、東南アジアの方々もすごく綺麗なイラストを描かれるので、そういう方にも使ってもらいたいです。なので、クリエイターサイドもグローバル化も進めていきたいなとすごく考えています。
いま、Siremoに求められる人材とは
ーそんな魅力的な事業を展開されているSiremoさんの「採用」についてもお伺いしたいと思います。現在、エンジニアの採用を積極的に行なっているとのことですが、まずはエンジニアの方の働き方についてお伺いできますでしょうか?
プロダクトを作る時には、色んなプロセスがあると思いますが、基本的には私がマネジメントや一部プロダクトデザインに関わる形で仕事を進めていて、ある程度「こうゆうものを作りたい」というコンセプトを作った上で、そこからエンジニアの方々に入ってもらうというという動き方をしています。
在籍しているエンジニアは、フルタイムとパートタイム・フリーランスも含めた形ですが、フルタイムのメンバーだけがずっとプログラムを書くということではなく、仕事の持ち回りに関してはなるべく一つのことに偏らないようにしていて、どうゆう機能を作るかという話やそれをどうやって実現するかということに関してもメンバーに考えてもらいながら進めるスタイルになっています。
ー採用したエンジニアへの期待はどのあたりになりますでしょうか?
私がやっている業務にも染み出して頂くというのが理想だと思っていまして、例えば私がこうゆうものを作りたいんだよねといった時に、「いや、ひょっとして今はこうゆうものを作った方がいいのではないか」のようなディスカッションできるような方が欲しいなと思っています。
私一人だと先の視点が強すぎるとか、クリエイターサイドの視点が強すぎる、ユーザーサイドの視点が強すぎたりするんですけど、同じようにプロダクトを作っていく人として、エンジニア視点で「もっとこうゆう機能を入れたほうがいいよね」とか「もっとここのパフォーマンスあげた方がUXよくなるよね」ということをディスカッションできる方やそれが好きな方にぜひ来て頂きたいなと思っています。
「こういう機能を作った方が良いと思ったので、チャチャっと作っちゃいました」みたいな人だと最高だなと、ただそこにいきなり行かなくても、何か議論ができるとか、こうゆう機能を出していきたいよねというアイデアが出るような情熱がある方がいいなと思っています。
ーいま働かれているエンジニアの方はどのような経緯で入社されたんですか?
そうですね、大体半分は私が元々仕事をしていた人たちで、残り半分は副業の求人媒体やカジュアル面談からご一緒させてもらっているのですが、昔から一緒に仕事をしていた人たちは「また一緒に面白いことやりましょう」という形で集まっています。
実際に、割とこれまでC向けサービスを作ってきたので、やはりC向けサービスの感度が高い人が多くて、このUIだと使いづらいよねと、私が作ったデザインに文句を言ってくれたりだとか、そんな感じの人たちが多いですかね。
残りの人たちは割とミッション・ビジョンとか事業内容が面白そうだねと入ってくれた方や、クリエイティブの人たちはエンパワーメントの文脈にご賛同いただいたりとか、Web3サービスや新しいことをやってみたいなという人たちが入ってきてくれていますね。
ーSiremoで働くことの魅力はどんなところにありますでしょうか?
C向け領域で、ここまで色々なことをやってきたメンバーが集まっている会社はかなり少ないと思っていて、今までプロジェクトを成功させてきた人たちが集まって、それぞれにアンラーニングをしながら新しい領域のサービスを作ろうとしているので、刺激も多いし学べることも非常に多いんじゃないかなと自負しています。
あとは、やはり結構プロダクト思考が強い会社というか、私自身がそうゆう人間だったりするので、もちろんユーザーインタビューとかもかなりするのですが、自分たちが触って本当に面白いのかどうかみたいな感覚を重視する部分も結構あったりします。
それは「本当に自分たちが情熱を持っているプロダクトを作ろう」というカルチャーかなと思っていて、そういうプロダクトオリエンテッドな会社とか、そういうことがわかる経営者と働きたいなっていう方であれば、すごく相性がいいのかなと思っています。
ーCOOのポジションも採用検討されているとのことでしたが、そちらも詳細をお伺いできますでしょうか?
そうですね、私がどちらかというと販促に強い方ではないので、ごりごり販促が出来る方とか、私が「こうゆう価値を伝えたいんだよね」ということを壁打ちさせてもらって、それを実務で即実行してくれる方が相棒としていてくれるといいんじゃないかなと思っています。私が中長期の仕込みに専念出来る様に足元の実務を担っていただける方がいるといいなとイメージをしています。
その中でも、事業開発というよりかはプロダクトマーケティングが強い人を求めていて、CMOのような人が求めている人材にミートするかなと思います。
例えば、ゲーム会社でコミュニティマネージャーをやっていた人は結構合うかもしれないなと思っていて、ゲームなのでC向けサービスとしてコミュニティ作りも意識されていたりもしますし、コミュニティのマネジメントとなるとAMAなどの最新動向にも詳しかったりするかなと。そうゆう方でメディアの運用やPRなどのマーケティングの知識がある方が向いているのかなという感じですね。
最後に読者への一言メッセージ
ーありがとうございます。本日はSiremoというサービスにかける想いから、人材採用に関するお考えまで幅広くお話をお伺いできました。最後に読者への一言を頂けますでしょうか?
我々がご提供出来る価値は、創業期に関わることで1から一緒に会社を作っていくことやサービスの未来を作っていけることだと思っています。クリエイターエコノミーという軸の中で、クリエイターを応援することや、ファンとクリエイターの繋がりを作ることなど、そういった領域でチャレンジをしたい人にはすごくぴったりな会社なんじゃないかなと思っています。
ー本日はありがとうございました!
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