日本をWeb3大国へ、Web2からWeb3へのステップアップのためのコミュニティUNCHAIN
Web3というワードが日本で認知され始めてから1年以上が経過しましたが、Web3の学び方が分からないと思っている方も多いのではないでしょうか。実際に国内向けの教材は多いとは言えない状況です。
そこで今回は国内最大級のWeb3エンジニアコミュニティであるUNCHAINについての記事を書きました。
UNCHAINはWeb3というワードを知らない人から実際に業界で働いている人まで、Web3を学ぶ機会を提供しているコミュニティです。参加者の中にはハッカソンでprizeを受賞したり起業されている方も多くおり、Web2からWeb3へのステップアップするためのコミュニティとなっています。
UNCHAINの概要
UNCHAINは、プロジェクト開発を通して技術を学び、実践経験を積むことで自分のアイデアを形にする力を身につけたいエンジニアのための学習サービス & コミュニティです。
2023年5月現在UNCHAINのdiscord参加者は1000名を超え、日本最大級のWeb3エンジニアコミュニティとなっています。
特徴としては、public chain上でdApp開発を実践できる22の学習コンテンツの提供やWeb3プロダクトの開発歴を証明するNFTを現時点で500枚以上発行している点です。
Web3エンジニアの方に加え、Web2のエンジニアやエンジニアではない方もdiscordに参加しており、多種多様な方が在籍するコミュニティとなっています。
UNCHAINが提供しているコンテンツ
UNCHAINではdApp開発の学習教材や独自のアクセラレーションプログラム、勉強会とWeb3を学ぶための様々なコンテンツを提供しているため、それらをご紹介します。
dApp開発の学習教材
public chain上でdApp開発を実践できる22の学習コンテンツが誰でも無料で学ぶことができます。
教材自体はテキストベースであり、内容もNFTの発行やMessenger、wallet開発と様々であり、public chainの種類もEthereum、polygon、Avalanche、solana、nearと多岐に渡ります。
アクセラレーションプログラム
「Web3開発進捗助成金制度」と称した、アイディアレベルのプレエンジェルの段階から独自の基準を設け資金を提供するプログラムです。
これからWeb3プロジェクトを立ち上げる方が、プロダクト開発の進捗基準を6つクリアすることで、エクイティを放出せずに創業資金を調達できる新たな仕組みです。
勉強会
イーサリアムの著書の査読会やMultisigのような特定のテーマでの勉強会が日々行われており、Web3の知識を身につけることができる機会を提供しています。
[勉強会で使用した本 マスタリング・イーサリアム]
UNCHAIN参加者の実績
UNCHAINでは、国内外のハッカソン参加者も多く、またprizeを受賞する方も多くおりdiscordにて報告されるのでとても良い刺激を受けます。
また、UNCHAINでdapps開発を学び、実際にWeb3領域で起業された方もおり、Web3領域での起業のためのステップアップとしても期待できます。
ぜひDiscordに入り熱量を確かめてみて下さい。
UNCHAIN対象者
公式の対象はエンジニアとなっていますが、プログラミング未経験の方も多く参加しており、誰でも学習できるコミュニティとなっています。
というのもdiscord内でWeb3領域でのビジネスアイデアの壁打ちが可能になっており、そこでエンジニアとの繋がりもできるので、エンジニアではないけどWeb3に興味がある/起業したい方も参加するメリットが多分にあるためです。
UNCHAINの展望
UNCHAINは国内のWeb3イベントやハッカソン等のイベントに登壇しており、海外及び国内のWeb2とWeb3のギャップを埋めるために活動しておりできるだけ多くの方にWeb3の可能性を実感して欲しいというメッセージが感じられます。
今後の展望としても、国内でのWeb3の普及という軸でdApp開発の学習教材の拡充、独自のアクセラレーションプログラム、勉強会と多様な手法で日本のWeb3の発展に貢献していくものであると考えられます。
Plus Web3は「Web3領域に特化したキャリア支援サービス」
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参考文献
- サムネイル及び見出しの画像はUNCHAIN公式サイトより引用