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    リップル、チッパー・キャッシュと提携 XRPでアフリカへの国際決済支援を加速

    2025年3月27日、米リップル(Ripple)は、アフリカ全域でサービスを展開する決済プロバイダー「チッパー・キャッシュ」との提携を発表した。
    ブロックチェーンを活用した国際決済ソリューション「リップル・ペイメンツ(Ripple Payments)」が、アフリカ大陸への送金を迅速かつ低コストに実現する狙いである。

    目次

    アフリカ市場への進出を強化するリップルの戦略と狙い

    今回の提携は、リップルが進めるアフリカ市場開拓の一環として位置づけられる。
    手数料の高さや送金速度の遅さが課題となっている伝統的金融のシステムに対し、リップルは独自の国際決済ネットワーク「リップル・ペイメンツ」を用いて解決を図る。
    リップル・ペイメンツは仮想通貨XRPを利用しており、即時決済とコスト削減を可能にする点が特徴だ。

    提携相手となるチッパー・キャッシュは、アフリカ9カ国で500万人以上の利用者を持つ決済サービスである。
    同社の広範なユーザー基盤とリップルの技術が融合することで、24時間365日、即時かつ安価に資金を受け取れる環境が整う。
    これは、とくに海外で働く人々が本国の家族へ送金するケースなどで、大きな利便性をもたらすと考えられる。

    また、リップルの中東・アフリカ地域担当マネージングディレクターであるリース・メリック氏は、本提携を「アフリカ市場における重要な転換点」と位置付けている。
    リップルは2023年にも同地域でOnafriq(旧MFS Africa)と提携を行っており、今回の協業はその延長線上にある。
    これにより、同社はアフリカ全体への影響力をさらに強めつつあるとみられる。

    提携による今後の展開への期待 金融アクセス向上へ

    リップルとチッパー・キャッシュの提携は、アフリカにおけるブロックチェーン技術の普及にとっても大きな一歩となる。
    これまでアフリカでは、インフラ整備の遅れや金融包摂の課題が技術革新の障壁となってきたが、近年ではスマートフォンの普及と共にデジタル決済の需要が拡大している。
    その流れを背景に、ブロックチェーン技術の認知度も徐々に高まりつつある。

    リップルは、単なる技術提供にとどまらず、地域の金融アクセス向上を目指している点でも注目される。
    今回の提携により、現地のスタートアップや金融機関にとっても、国際送金分野でのイノベーションの波が押し寄せる可能性がある。

    しかし、XRPという暗号資産自体の価格変動リスクも無視できない。
    送金にXRPを使用する以上、通貨のボラティリティがユーザーにとって不安材料となり得る。
    また、インフラの未整備な地域では、スマートフォンやインターネット接続の普及度に依存する部分も大きく、地域格差が障壁となる場面もあるだろう。

    今回の提携が成功すれば今後、リップルは他地域への展開も予想できる。
    中東や南米など、金融インフラの課題を抱える新興市場への進出も想定されるだろう。
    今後、アフリカ発の決済革新がグローバルな金融エコシステムに与える影響に注目が集まる。

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