過去最大規模の開催となるSmart City Expo 2025、各都市に変革の原動力となるよう呼びかけ

バルセロナ（スペイン）, 2025年7月4日 /PRNewswire/ — Fira de Barcelonaが主催する、都市とスマート都市ソリューションに関する国際的な主要イベントSmart City Expo World Congress（SCEWC）が2025年、過去最大となる規模で開催されます。11月4日から6日にかけて、「都市の時代（The Time for Cities）」をテーマに開催されるこの展示会と会議には、1,000の出展者と25,000人の来場者が集まり、前回の記録を更新する展示面積の拡大が予定されています。

SCEWC25 will be held at Fira Barcelona’s Gran Via Venue

Fira’s Gran Via会場で開催される今回のイベントでは、現在の大都市をより持続可能で効率的、かつ住みやすい空間へと変革するための戦略に焦点を当てます。その中で、より効率的で持続可能な都市への推進を加速させる重要な資産として、中心的な役割を果たすと見られているのが人工知能（AI）です。新設される「AI対応都市」エリアでは、このテクノロジーが都市の変革プロジェクトをどのように改善・加速できるかを示す事例が紹介されます。

会場では、世界中の企業が最新のソリューションを出展します。参加予定企業としては、Axis Communications、Bentley、Dahua Technology、Dassault Systèmes、Dell、Deloitte、iotsquared、Microsoft、Nvidia、Spie、Urbaser、Veoliaなどが挙げられます。さらに、アルゼンチン、チェコ共和国、フランス、ドイツ、イタリア、日本、大韓民国、メキシコ、オランダ、北欧諸国、イギリス、アメリカ合衆国など、多くの国のパビリオンも設置されます。

都市の知識の中心

SCEWCでは、600人を超える講演者や国際的な専門家が集まり、7つの主要トピックに沿って構成された会議が開催されます。議論されるトピックは、実現テクノロジー（Enabling Technologies）、エネルギーと環境（Energy & Environment）、モビリティ（Mobility）、ガバナンスと経済（Governance & Economy）、生活とインクルージョン（Living & Inclusion）、インフラと建築（Infrastructure & Building）、ブルー・エコノミー（Blue Economy）です。

登壇が決定している講演者としては、Real Estate of the futureのCEOであり、世界的に著名なフューチャリスト兼戦略アドバイザーのNikki Greenberg氏や、データ駆動型およびAI主導のインタラクションを通じて人間の体験を向上させることに注力する著名なデジタル・イノベーターで、KO Insightsの創設者兼CEOであるKate O’Neill氏などが挙げられます。

イノベーションのグローバル・ハブ

SCEWCは、都市イノベーションのグローバル・ハブとしての役割をさらに強化します。Fira de BarcelonaとEIT Urban Mobilityが共催するTomorrow.Mobility World Congressでは、新たな持続可能な都市型モビリティのパラダイム構築を目指し、また、革新的な建設技術に焦点を当てたTomorrow Buildingと、持続可能な経済成長のために海洋資源の可能性を最大限活用することを目的としたTomorrow.Blue Economyの第3回目の開催も予定されています。この他に類を見ない内容を締めくくるものとして、SCEWCでは、科学技術系起業家精神や大学発のスピンオフに焦点を当てたBarcelona Activa主催のBarcelona Deep Tech Summit第4回大会も開催されます。

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