パーソルビジネスプロセスデザイン、SALESCOREと協業しデータ駆動型営業組織変革サービスを開始

パーソルビジネスプロセスデザイン株式会社は、2025年3月10日、SALESCORE株式会社と協業し、データ活用による再現性の高い営業組織を目指す「データ駆動型の営業組織変革サービス」の提供を開始した。
協業の背景とサービスの詳細
パーソルビジネスプロセスデザインは、20年以上にわたり1,600社以上の業務改善やビジネスプロセスの設計、運用支援を行ってきた実績を持つ企業である。
一方、SALESCOREは、営業組織の「誰もが」「再現性をもって売れる」ことを目的としたセールスイネーブルメントSaaSを開発・提供している。この協業により、両社の強みを融合し、データ活用による再現性の高い営業組織を構築するサービスが実現した。
「データ駆動型の営業組織変革サービス」は、営業プロセス再構築、セールスイネーブルメント支援、データ駆動型セールス実行支援の3つのメニューで構成されている。
営業プロセス再構築では、データ駆動型の営業活動を実現するための業務プロセス再構築を行う。ツールの導入だけでは目的を達成することは難しいため、営業スペシャリストが介在し、現場に適切なツール導入前のプロセス再設計や導入後の活用定着を支援する。
セールスイネーブルメント支援では、営業スキルや知識の共有・管理を促進し、組織全体の営業力を強化する。ハイパフォーマーの傾向分析やベストプラクティス(勝ち筋)の抽出と浸透を実現する。
データ駆動型セールス実行支援では、スペシャリストによる運用マネジメント支援を行い、データを軸とした運用や実行支援を提供する。
対象とされる企業と今後の展望
このサービスは、SFA(営業支援システム)を導入できていない企業、SFAを導入しているが定着せず必要なデータを蓄積できていない企業、データの分析や利活用ができていない企業などの課題を抱える企業を対象としている。
営業活動データの収集と活用を推進し、データを軸とした営業戦略の立案と実行が可能となることで、営業成果の最大化が期待される。
さらに、営業組織の再現性の高い運営が促進され、持続的な成長を遂げることが可能となる。
パーソルビジネスプロセスデザインの泉忠治執行役員は、「今回の協業により、成果創出の再現性が高い営業組織への変革をサポートし、多くの企業の営業課題・経営課題の解決を支援していく」と述べている。