PBT (フィジカル・バックド・トークン)
PBT(Physical Backed Token)とは、物理的なアイテムとブロックチェーン上のトークンを結びつけたNFTの名称です。
2022年、NFTプロジェクトの「Azuki」が発表をしました。
PBTによって、ブロックチェーン上で物理的なアイテムの所有を証明することができます。
具体例
スニーカーを例に説明しましょう。
世の中には同じ種類のスニーカーが存在します。同じ見た目なので、混ぜてしまったら誰の所有物か分からなくなります。
そんな時にPBTを活用します。
スニーカーに「BEAN Chip」というチップを付け、スマホでスキャンすることで、自分のウォレットにPBTが転送されます。
これによって、スニーカーの所有者はPBTにより検証することができます。
ゴールデン・スケートボード
2022年10月に「Azuki」がPBTを利用した「ゴールデン・スケートボード」のオークションを開催しました。
オークションの落札者はNFTが付与され、金のスケートボードと交換することができます。
NFTと物理的アイテムであるスケートボードを交換する際の検証手段でPBTが利用されるとのことです。
オークションは盛況で、総額3億円程度の売上が計上されました。