Web3マーケティングSaaS「Ocean Dict.」、World ID 2.0に対応

ニュース概略

株式会社セプテーニ・ホールディングスの連結子会社である株式会社セプテーニ・インキュベートは、web\3に特化したマーケティングSaaS「Ocean Dict.」が、サム・アルトマン氏が共同設立した「Worldcoin」の個人認証機能World ID 2.0に対応したことを発表しました。この技術は、ゼロ知識証明（ZKP）対応のAPIを利用し、より強固なBOT対策を実現します。

World IDの概要

World IDは、オンライン上での人間の活動と機械やBOTによる活動を区別し、「人間」であることを証明するデジタルパスポートです。プライバシーに配慮しながら、アプリケーションやサービスで自身が人間であることを証明できます。現在、World IDはMinecraft、Reddit、Telegram、Shopifyなど多数のプラットフォームと連携しており、世界120カ国、300万人以上のユーザーがWorldcoinの生体認証装置「Orb」を通じて認証を行っています。

Ocean Dict.におけるWorld IDの活用

Ocean Dict.では、World IDを利用した認証を通じて、ユーザーが「人間」であることのみを確認し、ユーザーの個人情報に関するデータは受け取らない仕組みを採用しています。これにより、プロジェクトはweb3環境下でBOTや複数アカウントによる不正申し込みを排除し、真のコミュニティメンバーや貢献者への報酬配布をより公平に行うことが可能になります。

Ocean Dict.の特徴

Ocean Dict.は、web3専用の申し込みフォーム「web3 form」と、マルチチェーン対応のトランザクションデータ解析機能「web3 analytics」を提供することで、データドリブンなマーケティングを実現します。これにより、プロジェクトは実際に貢献しているユーザーを識別し、適切な報酬を配布することができます。

・Ocean Dict.公式サイト：https://ocean-dict.xyz
・Ocean Dict. web3 form：https://www.ocean-dict.com/
・Ocean Dict. 公式 X(旧Twitter）：https://twitter.com/OceanDict
・Ocean Dict. 公式note：https://note.com/oceandict/

Worldcoinとは

Worldcoinは、全ての人にオーナーシップを与えることを目的とした世界最大のデジタルアイデンティティ及び金融ネットワークを目指しています。国やバックグラウンドに関わらず、世界経済への普遍的なアクセスを提供し、AIの時代に全ての人間が恩恵を受ける場所を確立することを目指しています。

この技術の進展は、web3の世界におけるBOT問題の解決に向けた重要な一歩となります。Ocean Dict.とWorld IDの連携により、プロジェクトはより安全で信頼性の高い方法でコミュニティとのエンゲージメントを深めることが期待されます。

【参照】

• Ocean Dict. 公式サイト
• Worldcoin 公式ページ
• Worldcoin Foundationについて
• https://www.septeni-holdings.co.jp/news/release/2024/02013691.html
• メディア

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