NVIDIA、カプコンの「モンスターハンターワイルズ」をGeForce NOWに追加

NVIDIAは、カプコンの最新作「モンスターハンターワイルズ」をクラウドゲーミングサービス「GeForce NOW」に追加すると発表した。これにより、ハイスペックなPCを持たないユーザーでも、インターネット環境さえあれば、さまざまなデバイスで本作を楽しめるようになる。
GeForce NOWがもたらす「モンスターハンターワイルズ」の新たなプレイ環境
「モンスターハンターワイルズ」は、カプコンが手掛ける人気ハンティングアクションシリーズの最新作である。プレイヤーは広大なオープンワールドの中で、モンスターを狩猟し、装備を強化しながらゲームを進めていく。本作の発表以来、シリーズファンを中心に大きな注目を集めてきた。
このような大規模なオープンワールドゲームをプレイするには、通常、高性能なゲーミングPCや最新のコンソール機が必要とされる。
しかし、NVIDIAのクラウドゲーミングサービス「GeForce NOW(※)」に追加されることで、そのハードルは大きく下がる。ユーザーは、デバイスのスペックに関係なく、インターネット経由で本作をストリーミングプレイできるようになるのだ。
GeForce NOWを利用すれば、ゲーミングPCを持たないユーザーでも、ノートPCやタブレット、さらにはスマートフォンでもプレイが可能となる。
加えて、クラウド上で処理が行われるため、ストレージ容量を圧迫することなくゲームを楽しめる点も魅力的だ。これにより、より多くのユーザーが「モンスターハンターワイルズ」の世界を体験できるようになる。
※GeForce NOW:NVIDIAが提供するクラウドゲーミングサービス。ユーザーは自分のPCやスマートフォンなどのデバイスから、クラウド上の高性能なサーバーを通じてゲームをプレイできる。
成長を続けるクラウドゲーミング
クラウドゲーミングは、近年急速に成長している分野の一つであり、GeForce NOWもその代表的なサービスの一つだ。インターネット接続さえあれば、デバイスの性能に左右されることなく、最新のゲームを高品質な状態でプレイできるのが特徴だ。
しかし、クラウドゲーミングにはいくつかの課題もある。最も大きな問題は、インターネット接続の品質だ。低速な回線や不安定なネットワーク環境では、遅延や画質の劣化が発生する可能性がある。
そのため、快適にプレイするには、安定した高速インターネット環境が不可欠となる。
今回の「モンスターハンターワイルズ」のGeForce NOW対応は、クラウドゲーミングの普及を後押しする重要な一歩となる。
今後も、こうした技術革新によって、より多くのユーザーが自由な環境でゲームを楽しめる未来が広がっていくだろう。