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    イラスト生成「NovelAI」V4.5 Curated新機能 AIがマイナス強調に対応

    米Anlatan社は2025年5月6日(日本時間)、同社が提供するイラスト生成AI「NovelAI Diffusion」において、新モデル「V4.5 Curated」の提供を開始した。特に注目されるのは、不要な要素を指定する「ネガティブプロンプト」(※)の反映度合いをコントロールできる「マイナス強調」機能の導入であり、ユーザーの創作自由度が大きく拡張された点にある。

    目次

    “ノイズ軽減”と“負の指定”で生まれ変わった生成体験  

    NovelAIは、アニメや美少女イラストの生成に特化したAIサービスとして支持を集めてきた。2022年の登場以来、ユーザーからの細かな要望に応える形で進化を続けており、今回リリースされた「V4.5 Curated」はその延長線上にある成果だ。

    このモデルでは、画像生成時のノイズを軽減したほか、「マイナス強調」機能が大きな特長となっている。これは、出力から特定の要素を排除できる画期的な仕組みだ。

    例えば「-1::hat::」と入力すれば、イラストに帽子が描かれる確率を抑えられる。数値を下げるほど、その効果は顕著になるため、不要な装飾や構成要素を意図的に除外できるのが特徴である。

    加えて、旧モデルでも搭載されていた「正の方向の強調」についても改良されているという。指定できる数値の上限が引き上げられ、特定の属性やパーツをより際立たせたいというニーズに応えやすくなった。

    今後は、ユーザーが指定した画像の“雰囲気”を新たな出力に反映する「Vibe Transfer」機能の実装が予定されている。

    さらに、完全版にあたる「V4.5 Full」も数週間以内のリリースが見込まれている。

    「V4.5 Curated」がもたらす創作の柔軟性と複雑性 

    「NovelAI Diffusion V4.5 Curated」の導入により、ユーザーの意図をより精緻に反映できる点は大きな進化だと評価できる。
    特に「マイナス強調」機能の搭載は、これまで回避しづらかった不要な要素を明示的に排除できるという点で、クリエイティブの自由度を飛躍的に高めている。商業制作や個人制作を問わず、作業効率の向上につながるだろう。

    また、「正の方向の強調」における数値上限の拡大は、より明確なスタイルやテーマを持つイラストを作成する際に有用であり、プロンプト制御の自由度が広がったことを意味する。
    これにより、プロのイラストレーターやクリエイターが求める高度な表現に近づける可能性がある。

    一方で、ネガティブプロンプトの制御機能が強化されたことにより、使用者のプロンプトスキルの差が出やすくなる懸念もある。
    高度な制御が可能になった反面、初心者が適切なコマンドを理解・活用するには学習コストが必要になるだろう。

    ※ネガティブプロンプト:AI画像生成時に“出力したくない要素”を明示的に指定する方法で、生成画像の精度や意図の制御を高める技術。

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