NFTで地域活性化を目指す「渋川・伊香保デジタル会員証 Vol. 1」
2024年6月27日、株式会社凸(デコ)(以下、凸)よりNFTを活用した地域活性化を目的とする観光プロモーション事業の一環として、伊香保(いかほ)温泉で特典が受けられる「渋川・伊香保デジタル会員証 Vol. 1」を販売することが発表されました。
単なるデジタル会員証にとどまらず、世界的人気を誇るDAOコミュニティ「JAPAN DAO」のデザインを採用するなど、その背景にあるプロジェクトの意義や展望にも注目が集まりまっています。本記事では、デジタル会員証の詳細と合わせて、プロジェクトが目指す未来について紐解いていきます。
【NFT×地域活性化】「渋川・伊香保デジタル会員証 Vol. 1」2024年6月29日(土)発売!
凸は、NFTを活用した地域活性化を目的とする観光プロモーション事業の一環として、一般社団法人渋川伊香保温泉観光協会(以下、渋川伊香保温泉観光協会)と協業し、伊香保温泉で特典が受けられる「渋川・伊香保デジタル会員証 Vol. 1」を、2024年6月29日(土)より販売します。また、今後第二弾の販売も予定しています。
3種のNFTデザイン
「渋川・伊香保デジタル会員証 Vol. 1」を伊香保温泉の観光施設や飲食店等の提携施設でご提示いただくことにより、割引等のさまざまな特典を受けることができます。
本デジタル会員証のデザインは、150カ国以上からメンバーが参加する世界最大級のDAOコミュニティ「JAPAN DAO」および「日本NFT美術館」とのコラボレーションによるものです。
第一弾となる「渋川・伊香保デジタル会員証 Vol. 1」につきましては「JAPAN DAO」の数多くのキャラクターブランドの中で、最も日本文化の魅力を強く押し出した人気プロジェクトである「KAGURA」に登場するキャラクター3人を、それぞれデザインしました。
「渋川・伊香保デジタル会員証」のデザインには「JAPAN DAO」のプロジェクトである「KAGURA」のキャラクターを採用。左から、天宮 咲(あまみや さき)、九十九 稲(つくも いな)、東雲 碧(しののめ あお)となっています。
・販売期間:2024年6月29日(土) 12:00~9月30日 (月)12:00
・価格:12ドル(2024年6月24日現在、12ドル=約1,900円)
・販売チャネル:デジタル・コマース「DOSI」
・販売数:300枚
※DOSIは、NFTを基盤としたさまざまなデジタルアイテムを簡単に取引できるプラットフォームです。
※DOSIでは、LINE Payおよびクレジットカード決済が可能です。
※キャラクターデザインは3種類。シリアルナンバー付きの1点ものがランダムに排出されます。
NFTのご購入はこちら
NFTのユーティリティにおける提携施設および特典
NFTの購入することで得ることできる特典は下記多岐に渡っています。
・伊香保露天風呂:入浴料300円引き
・竹久夢二伊香保記念館:共通券のみ500円引き
・原美術館 ARC:入館料200円引き
・USABURO KOKESHI 伊香保 カフェ&ギャラリー:こけしカステラご購入でお会計から50円引き
・るんご(カフェ):コーヒー豆200g以上お買い上げでお好きなドリンク1杯無料(アルコールは除く)
・すみよしや(雑貨店):税込1,100円以上お買い上げでいしだんくん缶バッチプレゼント
・Komorebiテラス ばんどうのゆ(入浴施設):入浴+サウナセットプラン通常1,500円を1,300円で提供(土日祝を除く)
・calme(カルメ)(雑貨店):税込1,000円以上お買い上げでビンテージマッチまたはビンテージポストカードプレゼント
・ニューベルバラ(喫茶店):ドリンクお一人さま一杯まで50円引き
※特典内容は予告なく変更する場合がございます。
※特典利用期間は2024年7月15日~2024年12月31日を予定しています。なお、2025年以降に、新たな特典が付与される予定です。
※特典を利用できるのは、上記期間中、1施設あたり1回のみです。複数の会員証を保有している場合でも同様です。
提携施設一覧の地図はこちら
「渋川・伊香保デジタル会員証」 ご利用方法
「渋川・伊香保デジタル会員証」のご利用方法についても下記します。
とてもシンプルで2STEPで完結します。
①「渋川・伊香保デジタル会員証」をDOSIで購入(LINEアカウントや普段お使いのSNSアカウントからDOSIへログイン可能)
購入サイト:https://market.store.dosi.world/ja-JP/1st_sale/sales/40318/
②提携施設に設置されたQRコードをご自身のスマートフォンで読み取り、施設スタッフへスマートフォンの画面を提示
渋川伊香保温泉観光協会との協業の経緯
伊香保温泉は首都圏からアクセスがよく、名湯として知られる日本で有数の観光地です。
さらに、伊香保温泉が所在する群馬県渋川市は観光のDX化を推進しており、NFTを活用した観光プロモーション第一弾となる地域にうってつけであることから、このたび渋川伊香保温泉観光協会と協業し、NFTを活用した同地域の魅力発信に共に取り組むことになりました。
石段は伊香保のシンボルとなっており、石段をはさんでお土産物屋や饅頭屋、遊戯場が並びます。
古くから親しまれている伊香保温泉では、2010年に石段を新設して365段になり、「温泉街が1年365日、にぎわうようになってほしい」という繁栄の願いが込められています。
凸のNFT事業の特徴
日本においてNFTの保有率は約3%と低い状況ですが、認知率は約30%*と今後さまざまな分野での活用が期待できるポテンシャルがあります。
NFTにはデジタル会員証やクーポンとしての機能の他に、広告媒体やイベント参加券等としての機能もあり、さまざまなツールとして活用が可能です。
凸では、既存のサービスである不動産仲介手数料が割引になる特典を付与したデジタル会員権「サクラノスマイ」の企画・販売や、このたびサービスを開始する地域活性化を目的としたNFTによる観光プロモーション等を通して、幅広いユーザーに手に取っていただけるようなNFTの企画・販売に取り組んでいます。
*MMD研究所「NFT(非代替性トークン)に関する調査」より
今後の展望
NFTは地域活性化へ大いに貢献する可能性を秘めています。
渋川・伊香保温泉のデジタル会員証発行を例にその可能性を見ていきましょう。
地域活性化のプラットフォームの技術への活用
NFTは従来のポイントカードや会員証と異なり、ブロックチェーン技術によって担保された高いセキュリティを誇り、改ざんが困難であるという特性があります。さらに、NFTは個々に固有の価値を持つことから、保有者情報も明確に管理できます。これは、地域独自のデジタル通貨やポイントシステムを構築する上で大きなメリットとなります。
例えば、地域限定のNFTを発行し観光客の消費行動に応じて特典を付与するといった仕組みが考えられます。従来のポイントシステムでは、ポイントの付与や利用履歴など膨大な管理コストが発生していましたが、NFTを用いることで効率的かつ安全なシステムを構築できる可能性があります。これは、観光客にとって利便性の高いサービスを提供することに繋がり、地域経済の活性化に貢献するでしょう。
関係人口の創出
NFTを活用したデジタル会員証は、単なる情報提供や決済手段にとどまらず、観光客と地域をより深く繋ぐ役割を担うことができます。
例えば、デジタル会員証の保有者限定イベントを開催したり、地域貢献活動に参加できる仕組みを設けることで、観光客は地域の一員として参加しているという意識を持つことができます。これは、従来の一方的な観光消費行動から、地域への貢献や交流を重視する、より深い観光体験へと変化していく可能性を示唆しています。
また、会員証のデザインを地域にゆかりのあるアーティストに依頼したり、地域の歴史や文化を反映したデジタルコンテンツと連携させることで、地域の魅力をより深く伝えることができます。NFTは単なるデジタルデータではなく、保有者にとって特別な意味を持つ「デジタル資産」としての側面も持ち合わせています。地域の魅力が詰まったNFTは、保有者にとって忘れられない旅の思い出となるだけでなく、地域への愛着を育む象徴となるでしょう。
関連リンク
▼株式会社凸 公式サイト
https://d-e-c-o.jp/
▼渋川伊香保温泉観光協会
https://www.ikaho-kankou.com/
▼プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000051.000102608.html
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