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    韓国LG系のAIシステム開発企業「LG CNS」が上場 時価総額は5700億円に

    韓国のLGグループ傘下であるAIシステム開発企業「LG CNS」が、2025年2月5日に韓国取引所でIPOを果たした。上場初日の取引では、初値が公募価格を下回り、終値はさらに下落したものの、時価総額は約5700億円に達している。このIPOは韓国の低迷するIPO市場において注目され、今後の市場回復を占う重要な指標となり得る。

    目次

    LG CNSのIPO初日、株価は公募価格を下回るも市場注目度は高まる

    2025年2月5日、韓国のLGグループ傘下企業「LG CNS」が韓国取引所に上場した。同社のIPOは、韓国IT業界の注目イベントとして広く報じられている。上場当日の初値は公募価格61,900ウォンを下回る60,500ウォンでスタートし、終値は57,900ウォンにまで下落した。これにより、公募価格に対して約6.5%の下落幅を見せた。
    株価はやや低調だったものの、同社の時価総額は約5兆4060億ウォン(約5700億円)に達している。調達した資金は約1兆2000億ウォン(約1250億円)と、2022年にLGエナジーソリューションが記録したIPOに次ぐ規模だ。

    LG CNSは1987年に設立され、LGとゼネラルモーターズの当時の子会社との合弁事業としてスタートした。その後、2002年に現在の社名へと変更し、ITコンサルティング、クラウドサービス、デジタルトランスフォーメーション(DX)など多岐にわたる事業を展開している。
    同社の主な顧客には韓国国税庁やインドネシア財務省、カカオバンク、ウリィ銀行などが名を連ねる。2024年の最初の3四半期における売上高は約4兆ウォン(約4160億円)、純利益は約2330億ウォン(約240億円)を記録している。

    LG CNSの今後の展望と韓国IPO市場への影響

    LG CNSは、今回のIPOで調達した資金をもとに、AI分野における研究開発や買収計画を進める見通しだ。同社は、データ処理能力の向上と新たなAIソリューションの開発を通じて、競争力を一層強化する構えを見せている。
    特に、企業のデジタルシフトを支援するDXサービスやクラウドインフラの拡充が今後の注力分野となることが示唆されている。これにより、既存顧客の満足度向上に加え、新規顧客の獲得にもつながるだろう。

    韓国のIPO市場は、過去数年間の低迷を受けて慎重な姿勢を見せる投資家が増加している。LG CNSの初値が公募価格を下回ったことは、依然として市場の不安定さを浮き彫りにしているが、それでも同社の上場が持つ象徴的な意義は大きい。
    韓国におけるIT分野の成長をけん引する企業として、LG CNSが成功を収めれば、他のIPO案件にも好影響をもたらす可能性がある。

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