営業フリーランスと企業の提案力を底上げ NUWORKS、営業特化のAI動画作成サービス始動

2026年1月30日、東京都のNUWORKS株式会社は、営業活動を支援する「AI動画作成サービス」をリリースした。生成AIを活用し、専門スキル不要で営業・販促動画を制作できる仕組みを整備。自社セールスプラットフォームと連携し、営業成果の最大化を図る国内向け新施策である。
営業特化AI動画サービス正式投入
同社は営業フリーランスやスタートアップに向け、ワークプレイスと営業支援を統合したセールスプラットフォームを展開してきたが、その機能群に新たにAI動画生成を組み込んだ。営業資料や商品・サービス紹介、採用広報、決算説明などの用途に対応し、写真や画像素材をアップロードするだけで動画コンテンツを生成できる点が特徴となる。
本ツールの利用により、台本作成や構成設計といった事前準備の負担を最小限に抑え、誰でも手軽に動画活用を開始できます。また、営業担当者が案件ごとに最適化した動画を短時間で用意できるため、提案準備のリードタイムを大幅に圧縮できる設計である。
プランは二つ用意された。ストーリー設計から動画生成までを一貫して任せる「CREATIVE FLOW」はディレクション込みの上位プランで、訴求力を重視するケースに適する。
一方、構成を指定して迅速に制作する「QUICK BUILD」は低コスト・短納期を志向する企業向けだ。
生成AIの進化により、営業・マーケ領域では単なる業務効率化から成果創出支援へと役割が広がっている。ただ、ツール導入には専門知識が壁となることも多い。同社は「現場でそのまま使える」形に落とし込むことで、AI活用の裾野拡大を狙う。
提案力向上の武器か、品質管理が鍵
営業活動のスピードと再現性が同時に高まる点が本サービス導入における最大のメリットと言える。
動画というリッチな表現を誰でも扱えるようになれば、説明の属人化が解消され、若手やフリーランスでも一定水準の提案が可能になる。SNSやWebと組み合わせた多チャネル展開も進み、接点創出の機会が増え、業務に厚みが増すだろう。
一方で、AI生成コンテンツは表現が画一化しやすく、事実確認やブランドトーンの管理を怠れば信頼低下につながるリスクも抱える。安易な量産は情報の質を損ねかねず、人による監修や戦略設計との併用が前提になると考えられる。
今後、同社が蓄積する営業データと連携が進めば、案件特性に応じて最適な構成を自動提案する高度化も視野に入る。
動画生成が標準装備となれば、営業プロセスそのものがデジタル化される可能性があり、セールステック(※)市場の競争は一段と加速しそうだ。
※セールステック:Sales(営業)とTechnologyを組み合わせた造語。AIやデータ分析、SaaSなどを活用して営業活動の効率化や成果最大化を図る分野を指す。
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