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C&R社、アニメ制作体制を内製強化 AI活用で人材不足と工程課題に対応

PlusWeb3 編集部
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2025年12月17日、プロフェッショナル・エージェンシー事業を展開するクリーク・アンド・リバー社(C&R社)は、日本国内の自社スタジオ内にアニメ専門チームを新設した。AIを活用した制作体制により、アニメ業界が直面する人材不足や制作工程の複雑化への対応を図る。

C&R社、自社スタジオ内にアニメ専門チームを設立

C&R社は17日、同社が運営する日本最大級のクリエイティブ開発スタジオ「C&R Creative Studios」内に、アニメ制作に特化した専門チームを組成した。今後は、国内AIアニメ制作のトップランナーであるPuri Princeと連携し、アニメ制作に課題を抱える企業や団体向けに柔軟かつ高品質な制作体制を提供していく。

新チームは、ゲーム開発やCG制作で培った表現技術や進行管理ノウハウを基盤とし、作画、演出、編集といった主要工程を一貫してカバーする点が特徴だ。必要に応じてAIを補助的に活用することで、制作効率の向上と表現の幅の拡張を両立させる。

C&R Creative Studiosには、ゲーム・ライツ部門を中心に約1,400名のクリエイターが所属しており、作品のジャンルや規模に応じた最適なチーム編成が可能になる。

本取り組みは、慢性的な人材不足や工程の属人化が進むアニメ制作現場に対し、新たな選択肢を提示する動きと言える。

制作効率化の恩恵と、AI依存リスクの両立が焦点に

今回の体制強化は、発注側にとって制作リソース確保の柔軟性が高まる点が大きなメリットとなるだろう。AIを補助的に用いることで、短納期案件や試作フェーズへの対応力が向上し、企画段階からアニメ表現を組み込みやすくなる可能性がある。

一方で、AI活用が進むほど、表現の画一化やクリエイターの技能継承が停滞するリスクも無視できない。品質を担保するためには、人が担う工程とAIに任せる領域を明確に切り分ける運用設計が必要となりうる。

今後、アニメ制作は「人材不足をAIで補う」段階から、「人とAIを前提に制作体制を再設計する」段階へ移行すると考えられる。C&R社の取り組みは、その過渡期における現実解として、業界内で注目を集める可能性が高い。

クリーク・アンド・リバー社 プレスリリース

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