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GoogleのAI試着機能が日本上陸 「バーチャルでお試し」で購買体験を刷新

PlusWeb3 編集部
PlusWeb3 編集部 Web3・AI専門メディア

2025年10月8日、グーグルはショッピング機能「バーチャルでお試し」を日本でも提供開始すると発表した。AIがユーザーの写真を解析し、衣服や靴をバーチャルで試着した画像を生成する仕組みで、オンラインショッピングの体験を大きく変える試みだ。

AIが体型や質感を再現 Googleショッピングに「試してみる」ボタン

グーグルの新機能「バーチャルでお試し」は、Google検索やショッピングタブ上で商品を探すと表示される「試してみる」ボタンを通じて利用できる。ユーザーが自身の写真を選択すると、AIが体型やポーズを解析し、まるで実際に試着しているかのような画像を自動生成する仕組みだ。

この機能を利用するには、できるだけ身体にフィットした服を着用した上で、明るい場所で撮影した全身写真が推奨される。
同社はファッション専用の生成AIモデルを構築し、服の素材感やシワの寄り方、身体へのフィット感などを細かく再現する。ポーズによって生じる衣服の動きまで反映する点が特徴で、より自然な試着体験を提供する。

これまで同機能は米国で限定提供されてきたが、今回の展開により日本、オーストラリア、カナダでも数週間以内に順次利用可能となる。
対象商品はトップスやドレス、ボトムスに加え、シューズも新たに加わった。

販売事業者の負担も軽減されている。AIが既存の商品画像を解析して生成するため、店舗側は特別な写真を追加で用意する必要がない。サイズ情報も不要で、ユーザーの体型に自動的にフィットした試着画像が生成される。追加コストは発生せず、導入のハードルが低いのも利点だ。

AIで購買行動が変わる 個人化の進展とリスクの共存

AIによる試着体験は、オンライン購買の心理的障壁を下げる効果があるだろう。

実際、米国で同機能を利用したユーザーの約7割が「ショッピングが楽しくなった」と回答しており、購買意欲の向上につながっている。

自身に似合うかどうかを視覚的に確認できることで、返品率の低下にも寄与するとみられ、販売者サイドと購入者サイド双方においてメリットがある。
企業にとっては販売促進と顧客満足度の双方を高める有効な手段となるだろう。

一方で、AIが個人の写真を解析するという特性上、プライバシー保護やデータの管理が重要課題となる。生成された画像が現実の体型やサイズを正確に反映するわけではないため、購入後の「イメージと違う」といった不満が残る可能性もある。
AI生成の信頼性と透明性をどこまで確保できるかが普及の鍵を握るだろう。

今後グーグルは、Googleレンズなど他のサービスへの機能拡張を進める方針だ。

AIがユーザー一人ひとりの嗜好や体型を学習し、検索から購入までの行動を最適化する未来も近いだろう。

オンラインとリアルの境界が曖昧になるなか、AIが購買の意思決定そのものを支える時代が到来しつつある。

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