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    立憲・辻元清美氏「高市総裁との握手写真」を否定 AIフェイク拡散に懸念

    2025年10月6日、立憲民主党の辻元清美参院議員がX(旧ツイッター)で、自民党の高市早苗新総裁との握手ツーショットとされる偽画像について「もちろんフェイク」と注意を呼びかけた。AI生成とみられる画像の拡散が、政治空間にも及んでいる。

    目次

    高市新総裁との「握手写真」は合成 辻元氏がSNSで注意喚起

    問題の画像は、自民党総裁に選出された高市早苗氏が就任後に総裁席へ座る様子を再現したものだ。拡散された画像ではその横に辻元清美氏とみられる人物が立ち、2人が握手している。

    辻元氏は6日、自身のXで「総裁席に座る高市さんと私(?)のツーショット合成写真が出回っているようで、新聞社からも問い合わせが来てしまいました!もちろんフェイク。」と投稿した。
    元の投稿には「AI生成画像」とのコミュニティノートが付与され、生成AIによる合成である可能性が高いとみられている。

    さらに辻元氏は「拡大すると全然似ていないのですが、、、もしAIがもっと進化したら?と思うとぞっとしました。」と投稿し、現状では識別可能でも、今後の技術進歩によって判別が困難になる旨の懸念を示した。

    この画像の拡散には、辻元氏が4日に「自民党では初の女性総裁、高市さん、ガラスの天井をひとつ破りましたね。対極の私からも、祝意をお伝えします」と高市氏へ祝意を述べた投稿が背景にあるとみられ、文脈と意図を歪める形で悪用された可能性がある。

    誤解を狙ったコンテンツが短時間で拡散される事例は近年増加しており、政治家本人の発信力を逆手に取る手口としても注目される。

    フェイクは世論操作の温床に 民主主義とAI社会の分岐点

    今回の件は、生成AIがもたらす利便性の裏側に潜む脅威を浮き彫りにしたと言える。

    AIによる画像生成は急速に進化しており、巧妙なフェイクは選挙や政策論争、政治家の評価にも直接影響しうる。意図的な情報操作が現実の世論形成を歪めるリスクは、今後さらに高まる可能性がある。

    こうした脅威の一方で、生成AIが持つ正の側面も無視できない。報道写真や選挙資料などの制作を自動化できれば、情報伝達の効率は飛躍的に向上するだろう。問題は技術そのものではなく、虚偽情報への対策と制度設計が追いついていない点にある。

    今後はSNS事業者による検証体制の強化や、AI生成物への識別ラベルの義務化など、技術的・制度的な対応が必要と言えそうだ。
    また、利用者側にも「画像や映像は本物とは限らない」という前提に基づいたメディアリテラシーの習得が求められる。

    生成AIが社会基盤の一部となる中で、民主主義を支える「信頼できる情報」の価値はこれまで以上に高まっている。今回のような事例は、その価値をいかに守るかという社会全体の課題を突きつけている。

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