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    GRCS、生成AI導入企業のリスク可視化サービスを開始 専門家が診断レポートを提供

    2025年6月19日、株式会社GRCSは、企業や組織が生成AIを活用する際に生じるリスクを専門家が評価し、可視化する新サービス「AI活用サービスリスク検診」の提供を開始したと発表した。
    日本国内における企業のAI利活用が加速する中、リスク対策支援の需要に応える。

    目次

    生成AI導入企業の脅威分析と体制評価を一括支援

    GRCSが新たに発表した「AI活用サービスリスク検診」は、生成AIを活用する企業や組織が直面するセキュリティリスクや倫理的懸念を専門家の視点から洗い出し、実態を診断・可視化するサービスである。

    このサービスでは、「OWASP Top 10 for LLM Applications(※1)」や「MITRE ATLAS」といった国際的なフレームワークを参照し、AIモデルやAPI、プロンプト入力、出力結果など、生成AIが関与する技術的・倫理的なリスクについて、多面的な分析が行われる。

    利用企業は専用のチェックシートに記入し、それを基にGRCSのアナリストがリスクスコアリングや対策の整理を行う。結果は個別のレポートとして提供され、各社の現状把握と対策立案に資する仕組みになっている。

    サービスは初回診断からレポート提出までシンプルなプロセスで完結するほか、企業の希望に応じて継続的なモニタリングとリスク再評価も対応可能だという。

    ※1 OWASP Top 10 for LLM Applications:大規模言語モデル(LLM)に対する代表的なセキュリティリスクをまとめたガイドライン。オープンソースのセキュリティ団体OWASPによって発表されている。

    AI利活用の加速に伴うリスク管理ニーズ 企業の対応力が問われる時代へ

    生成AIの導入が広がる中、企業が直面するのは利便性の向上だけではない。
    出力の誤情報やプロンプトインジェクション(※2)など、新たな脅威が現実のものとなりつつあり、組織の対応力が問われている。

    GRCSの取り組みは、こうした背景を受けた先制的な対応策として注目できる。
    多くの企業では、生成AIを活用した業務効率化や顧客対応の高度化が進んでいるが、一方で、リスク評価の専門知識が社内に不足しているケースも多い。
    GRCSのように、外部の専門家が診断から対策までを支援するサービスは、実務上の導入ハードルを下げる効果が期待できるだろう。

    また、AIに関する法規制やガイドラインの整備が国内外で進む中、企業に求められるコンプライアンス対応もより高度化している。

    今後はセキュリティリスクだけでなく、倫理性や透明性といった観点でのチェック体制が標準化される可能性がある。

    企業にとって、生成AIの利活用はもはや差別化ではなく、競争力の前提条件になりつつあるといえる。その上で、リスクを見逃さず適切に制御する体制を築くことが、持続的な活用の鍵を握るだろう。

    ※2 プロンプトインジェクション:生成AIに対して意図しない指示を埋め込み、誤作動や不正な出力を誘導する攻撃手法の一つ。AIの判断や出力内容を操作される恐れがある。

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